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■2012年4月号 |
「47水害」から40年。 40年前の1972年は冬季オリンピックが札幌で開催され、笠屋をはじめとする日の丸飛行隊が表彰台を独占、秋のミュンヘン五輪では鉄棒金メダルリスト塚原が演じる「月面宙返り」が話題をさらった年でした。 同じ年の7月、島根県東部では活発な梅雨前線の活動による大雨が続き、松江市や出雲平野部は約1週間以上浸水しました。出雲空港は10日間閉鎖されるなど甚大な被害を被り「47水害」と呼ばれ、地域の災害史に刻まれました。 「47水害」を機に斐伊川・神戸川の治水事業がはじまりました。本来の治水事業は下流から順におこなわれますが、県を跨ぐため話し合いの合意が得られなかった等で、上流の二つのダム建設が先行し、昨年完成に至りました。また中流の斐伊川放水路は今年度完成する見通しです。主に下流域を洪水被害から守るための事業は上流から進み、長い経年とともに下流域松江市で暮らす人々から洪水記憶が薄れつつあります。また洪水対策とともに動植物の生態系や水辺の環境・景観などを含めた合意を形成中と聞きます。 かつて、お城の戦略のために大橋川を天然の防塞としたため、南北を結ぶ橋は1本にしたと言われています。明治時代になると蒸気船が登場し、松江大橋南詰めに乗降場が造成され盛んな往来がおこなわれました。水上飛行機の離発着が大橋川でおこなわれた頃もありました。昭和の経済成長時代に入り、モータリゼーション化により新しい橋が造られ、現在は6本を数えます。 その下流域松江市街地ではこれから拡幅のための用地交渉、築堤や橋の掛け替え工事等が進む予定です。この改修によって大橋川流域の姿は変わります。洪水を防ぐことはもちろん、交通・自然環境や文化観光都市にふさわしい景観などが加わった大橋川流域になることでしょう。 |
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嫁ヶ島 |
松江大橋から橋北 |
松江駅 |
末次公園 写真は47水害(国土交通省所有) |
鳥取砂丘「砂の美術館」オープン 4月14日、鳥取砂丘に世界初!「砂の美術館」がオープンしました。 2006年に第1期展示をスタートさせて以来、100万人を超える方々が来場されました。 2012年は、イギリスの年。女王エリザベス2世は、1952年に25歳で即位してから、今年で60周年を迎えられます。6月には即位60周年祝賀祭があり、船舶約1000隻パレードなど盛大に行われるそうです。また、7月12日から1ヵ月間、4年に1度の夏季オリンピックもロンドンで開催されます。 鳥取砂丘「砂の美術館」では、これまで以上の快適な空間で世界の超一流の砂像作品を堪能して頂けます。 |
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弊社社員が気がついた 「ちょっといい話」を連載しています スマートフォンの普及により利用する人が増え続けているTwitterや、Facebookですが、老若男女問わず沢山の人が利用しています。震災時は安否確認に使用するなど、改めて注目されています。新聞やテレビでは知り得ない、話題にのぼる発言などの情報がすぐに手に入るのも人気の一つだと思います。 さて、こういったソーシャルメディアですが企業の詳しい情報公開や、名刺代わりにするなどの利用方法は様々で、今やソーシャルメディアを活用したイベント、企画などはよく見かけます。不特定多数にではなく、ターゲットを絞り特定の情報を欲しい人だけが共有でき、利用することができます。またダイレクトメールとしても活用でき、人気ユーザーが商品を「いいね」とつぶやけば爆発的に売れることも・・・、本当に色々な可能性を秘めていると思います。 当社は『ぐるない』という地元のグルメ情報を紹介する情報紙を発行しています。お店のオーナーさんからこういったものを活用してみてはいかがとの意見をいただきます。『ぐるない』とのタイアップで何かできるのでは・・・と思案中です。(さ) |
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