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2012年3月号

  

「あんぽん 孫正義伝」が読みたくなりました
写真/山里のつくしんぼ

 「あんぽん 孫正義伝」が発刊されて話題になっているそうです。
アップルの創業者ジャブズの自伝がベストセラーを続けたことと重なり、成功と氏の生まれ育ちに興味が湧いてきます。
 孫さんを讃える出版は数々あったけれど、幼少期から成長期を赤裸々にした著作物は今までになかったそうです。

 日系三世として朝鮮人部落に生まれ、幼少期には家業のお手伝いのためリヤカーに乗せられて、豚舎の残飯集めもしたそうです。
成功したトップ企業・ソフトバンクのリーダーは貧困や差別体験などが現在の氏を支えているのではないかと思い、読みたい一冊です。

 孫さんは57年生まれ、55年生まれのジョブズ、マイクロソフト創業者ビルゲイツとともにほぼ同世代です。私も56年生まれなので彼らと同じ時代を生きてきました。この世代は高度経済成長を牽引したというより、少しばかり離れた世代になります。ベトナム戦争を機に高まったロックやヒッピー文化などを見て憧れても、深く染ってしまう程でなく、距離をおいて傍観した世代です。熱気溢れ、新しい流行や文化を生んだ団塊世代に対して、「しらけ世代」とも言われており、もうひとつ若い「新人類」世代との間です。

 私達より上の世代が重厚長大産業を牽引し、自由で多様な文化や価値観を創造し、発展してきました。
三人は20歳前にコンピュータに出会い、傾倒し起業しています。その頃の業界はIBMやゼロックス、日本ではNTT、NECなど巨大企業が高いシェアを占めており、その企業の経営者は三人よりずいぶん年上の世代がリーダーです。孫さん、ジョブズ、ゲイツはそのような企業がおこなわない分野でコンピュータ・IT化の波にも乗って成長し、それらの企業と肩を並べるようになりました。

 この本で自らのルーツをさらけだした孫さんにエールを贈るとともに、孫さんの成功と生まれ育ち、その中で醸成された価値観などを見たいと思います。
 はじめは意味が分らなく首を傾げた白の日本犬がでてくるソフトバンクのCM。また東北の震災に私財100億円を寄付する孫さんのルーツが見えることができればと思います。(や)






今できること

 東日本大震災の発生から一年。テレビでは一年経った被災地の“今”を各局が取り上げていました。一年経った今でも、廃棄処理問題で山積みになったままのがれき、泥まみれの道路、海水が引かない田畑など、震災発生当時とあまり変わらない状況に、改めて被害の大きさを実感するとともに、被災者の方々がどんな思いで一年間を過ごしてきたかと考えると心が痛くなりました。

 番組の中で被災者の方が、時間が経って皆の記憶が薄れていくのがおそろしい。と言われていましたが、事実、地震発生当初と比べてボランティアの数が激減しているそうです。被災地が少しづつ元気になっているという情報は、耳に入ると嬉しいことですが、今必要なのは、復興しつつある状況より、被災地にはボランティアがまだまだ必要であり、復興には時間がかかるという現実や、被災者の方々の苦しい胸の内、今必要だと感じていらっしゃることなど、重たいテーマをメディアがもっと取り上げて頻繁に報道していくことが、これから先私たちが忘れないために必要なことではないかと番組を見ながら感じました。

 あれから一年、あらためて東日本大震災により亡くなられた皆様のご冥福をお祈りいたしますとともに、被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
 一日でも早く復興できるように、小さい力ながら"今"私ができることで支援していこうと思っています。(ふ)






弊社社員が気がついた 「ちょっといい話」を連載しています

 決して料理の主役ではありませんが、食卓の傍らでいつも黙って器の中におさまっている梅干。定番のおにぎりやお茶漬けだけでなく、タレにパスタ・煮込み料理など年中欠かせません。

 初夏、たわわに実った大粒を収穫し、洗い、漬け込んで、さらに梅雨明けの灼熱の下で天日干しを数日、最後に塩梅の本意の程よい塩加減にになりますようにと願い、瓶の中で熟成させます。仕上がるまでには気持ちを込めて少しの手間をかければ美味しい梅干として一年間家族の役にたつ優れものです。

 梅は季節を知らせ、目を楽しませ、実は梅干をはじめ梅酒やシロップ・ジャムなどいろいろと楽しませてくれます。
 今年はその梅が未だ花は無く、蕾も膨らむことのない様子です。「今年は寒いから」と言われながら、例年なら桜の蕾が膨らむ頃なのにどうしたのでしょうか。
地方の景気は未だ冬眠中ですが、可憐な花が開きますように。(こ)


写真/昨年は3月初旬に花をつけた梅(上)と
京都の紅梅(下)






 

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