日野川上流石霞渓
まるで斐伊川の鬼の舌震を思わせる景観です |
楽楽福神社を参道から望む(伯耆町)
日野川に隣接し、鬼伝説があります。 |
斐伊川と日野川
鳥取県西部日野川の流域には、たたら製鉄に関わる伝説や遺跡等があり、県境を軸にして島根県側と対称に日野川にも斐伊川とよく似た鉄文化がありることを知りました。先日、私は日野川(法勝寺川等支流を含む)流域を散策し確信しました。
島根県側のヤマタノオロチ神話は有名であり、しかも地元のことなので以前から知っていましたが、鳥取県側については薄識でした。日野川流域には伝説が語り継がれ、斐伊川沿いにある金屋子神社に対して日野川沿いには楽楽福神社(ササフクジンジャ)という鉄に関連する神社があり、鬼林山や鬼住山の伝説等があったりします。両方とも強大な権力者がおり、鉄によって繁栄し、日本国内でも重要な拠点地域であったように思えますが、島根県側に比べて鳥取県側はあまり知られておりません。
鬼伝説も大蛇神話のように遺跡や伝承の標となる地もあり興味深い伝説があります。さらに両川流域がひとつの鉄の文化圏として、お互いに関連する一体となった地域ではなかったかと考えてしまいます。(や)
ワンワンいかがですか
大型連休中の一日、住宅展示場でのイベントにスタッフとして参加してきました。
弊社のコーナーは名付けて"ふれ愛 ワンワンランド かわいいワンちゃん大集合!"というものです。
何だか波長が合ったバミュー、てこでも動きそうになかったコスモ、最後までバテずにひょうひょうと散歩に出て行ったレッド、物静かで黒かったカイ・・・、サークル(テント下)の外で一日一緒に過ごした大型犬たちの名前が、トレーナーの名前より、たくさんの可愛らしい小型犬より、真っ先に思い出されます。とにかく暑い一日だったのですが犬だって頑張っているという紛れもない事実を目のあたりにして、大いに日焼けしてしまいました。
サークルの中では小型犬たちと自由にふれ合え、また展示場内を好きなワンちゃんと散歩することもできる当コーナー、朝から夕方まで訪れる方はひっきりなしでした。
裏の畑でイノシシや猿を目撃するようなところで育った私としては、都会地の方には動物とふれあえる環境が貴重なことを改めて実感しました。でも実は一番印象的だったのは、住宅展示場にご来場の方々の笑顔でした(とにかくみんな笑顔)。そしてクライアント様にも集客の持続性を評価していただき大変ありがたく思いました。
希望いっぱいの笑顔が見たくなったら住宅展示場へ、ワンワンランドはウェブプランへお尋ねください。(ち)
テーマな観光のススメ。
最近の私のはまり事は、テーマな観光。行き先は地元周辺の日帰りで行ける所。行ったことのない所や久しく行ってない所など、テーマをもって巡ります。
例えば、不昧公めぐり。松江城や明々庵、月照寺など不昧公ゆかりの場所へ。途中ぼてぼて茶もいただきます。移動はフットワーク軽く自転車です。松江に生まれ育ち、いろいろ行っているつもりですが、明々庵には初めて行き、ぼてぼて茶も初めていただきました。天守閣に上がったのも久し振り。よく見る不昧公の絵が月照寺の宝物殿にあることも初めて知りました。関連をもって見るとイメージも膨らみ、より理解も深まります。
わざわざ遠くまで旅行しなくても、観光都市松江。膝元におもしろい場所がたくさんあります。観光施設へは地元住民はなかなか足を向けにくいものですが、観光客に良さを伝え、後世に残していくためには、地元の人が良さを知らなければ価値が下がってしまうのではないでしょうか。たまには地元の名所に行ってみるのも、地元の良さや問題点を再認識することができていいものです。
その他、酒蔵めぐり、和菓子やそば打ち体験ツアー、尼子毛利ゆかりの地、名水めぐりなどなど、ネタは豊富です。(た)
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