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●WebPlan News

2004年11月号

  

倒木とともに登山の木道も破壊されました。

大山の異変
 今春登って以来久しぶりに、紅葉がはじまる10月下旬に大山夏山登山道から弥山をめざしました。
 三合目付近から登山道横のぶなの大木が倒れている姿をみて私は大変衝撃をうけました。倒木は六合目付近まで大木ばかりが被害にあっていました。おそらく約100年以上はこの地に生きてきた樹木が台風で倒れてしまうなんて年少の頃から大山に登っている私にとっては信じられない光景でした。
 今年の日本列島は度重なる台風の直撃や地震など災害の多い年です。幸いにも山陰では大きな被害は少ないと思っていたところ、このような無残な姿があるとは・・・
 また、今年は大山九合目に熊が出没したと聞きます。「大山には熊が棲んでいない」と幼い頃から聞いていたので、今までの常識が覆りました。
 熊の出没や大樹の倒木。大山の自然が人的な影響によって変ってゆくことが無いことを祈ります。(や)

節約夫婦
  「ワケルくん」をご存知ですか?彼は、仙台市がすすめるゴミの減量・リサイクルの取り組み「100万人のごみ減量大作戦」のキャラクターです。きっちり7・3に分けた髪型と赤いほっぺがレトロな雰囲気を醸し出し、「キチンと分けてますか?」と呼びかけ、強烈な印象を与えます。キャンペーン開始当初から人気が沸騰し、テレビなどでもたびたび紹介され、顔の広さは全国区です。環境の国ドイツで生まれ、誕生日は5月3日(ごみ?)、初めて見た映画は十戒(海がワケられる)など、背景設定もばっちりです。
 そんなワケルくん、このたび結婚されました。お相手は節約上手の「セツコさん」。ワケルくん効果か、ゴミの分別の成果は出たそうですが、減量化はなかなか進んでいないようです。そこで登場したのが彼女。ワケルくんに負けないインパクトで「ワケルだけじゃないんです」と訴えています。これからは二人で、ゴミを減らすための3R(リデュース、リユース、リサイクル)を実行する、新しいライフスタイルを提案していくそうです。
 ごみ減量やリサイクルなど、問題意識はあるものの、なかなか実行に移せないのが私の現状です。便利さを優先させ、ついつい使い捨てを選んでしまいがち。ワケルくんとセツコさんを参考に、なるべく使い捨ては選ばず、買い物は計画的に、物は大切に長く使用して、私も3Rに取り組みたいと思います。次の買物にはマイバッグを持っていこう。(た)

仙台市ごみ減量・リサイクル情報総合サイト「ワケルネット」
http://www.gomi100.com/

暖房器具を選びながら思ったこと
 気がつけば11月になり、朝晩の冷え込みも厳しくなっています。そろそろ暖房器具のお世話にならねばと思っている最近ですが、暖房器具を購入しようと思ったときに、どれがよいのか悩んでしまいます。暖房器具といえば灯油ストーブがまず思い浮かんでしまいましたが、今年は灯油の価格が上昇中。ということで、家電量販店などに行って暖房器具を見てみると、ハロゲンヒーター、カーボンヒーター、オイルヒーター、石油ファンヒーターなど多種多様な暖房機器が並んでいます。それぞれに特徴があり、説明を聞いても結局結論が出ず、未だ購入には踏み切っていません。
 ちなみに、インターネットの某ショップのランキングを見てみると、今年はオイルヒーターや遠赤外線パネルヒーターなどが人気のようです。共通するのは、どちらも「空気を汚さない」というセールスポイントを持っていることです。店頭でのアピールの仕方も、「環境に優しい」という点と、加えて「電気代が安い」という2点が各社のアピールポイントとなっています。
 ここ数年、あらゆる業界で「環境」というキーワードが大きなものとなっています。「環境」への配慮をアピールすることは、商品の売り上げに加えて、各社のイメージの向上にもつながっています。最初にハイブリッドカーを販売したトヨタ自動車は、世界的に大きなイメージアップを果たしたといえるでしょう。しかし、企業の「環境」への配慮は消費者にとって、徐々に当然の取り組みとして認知され始めているともいえます。この次に来るキーワードはどんなものになるのでしょうか?(う)

 

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