1月の羊蹄山
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団塊の世代に注目
いつの時代も流行をつくり消費をリードしてきた団塊の世代(昭和22年〜24年生まれ)は、多数の方々が、いよいよ現役を離れる頃となります。
この世代は、1960年代にはグループサウンドやジーンズを世に送り、高度経済成長を支え、ニューファミリー層をつくり、最近は健康や旅行ブームを盛り上げてきました。
健康で趣味やこだわりを持ち、まだ仕事を続けたいと考え、引退できない方が多いこの世代は、来年頃からシニア層の中核(56〜58歳)となります。
この世代は新しいシニア層の価値観を創出し、消費のリーダーになりうる可能性があります。団塊の世代に向けた商品は、パソコンや携帯電話などのIT関連商品や旅行、リフォーム、健康関連商品等があります。新しい価値観やこだわりがある商品が受け入れられたら、結構、消費が伸びるように思います。
因みに私は、「しらけ世代」と言われるひとつ若い世代です。団塊の世代がつくったものを客観的に踏襲してきた世代ですが、これからはこの世代の気持ちがわかる者として価値観を創造したいと思います。(や)
しまね建設技術展2004が開催されました
さる12月17日(金)、18日(土)の両日、出雲市にある出雲ドームにて、「しまね建設技術展2004(主催:国土交通省、島根県、出雲市)」が開催されました。
12月半ばの開催ということで空模様が心配されましたが、1日目は穏やかな気候の中、地元の幼稚園や高校の見学などもあり、賑わいました。2日目は午後から天候が崩れたにも関わらず、土曜日ということもあり、またラジオの生中継や人気のキャラクターショーがあるとあって、親子連れを中心に多くの方々にご来場頂きました。これをお読みの方の中にも、山陰放送でのラジオ中継を聴かれた方がいらっしゃるかもしれません。
また今回の建設技術展では、70以上のそれぞれの出展者の皆さまに、より分かりやすく、魅力ある展示をしていただけることを目指して、「お気に入りブースコンテスト」を実施しました。固いイメージがある公共事業や土木技術に対して、一般の皆さまに興味を持っていただくことは簡単なことではありません。ですが、昨年までと比較して、一般の来場者の方々を意識したブースがちらほら見受けられるようになり、効果があったかと思っています。因みに、投票の結果は<1位>こども技術展コーナー(出雲維持安全協議会、建設業協会青年部)<2位>パシフィックコンサルタント鰍ニなり、ラジオの生中継でPRを行っていただきました。
なお、弊社はこの「しまね建設技術展2004」において、企画・運営ほかを行いました。(う)
「フィッシング」にはご注意ください
といっても、「釣り」にご注意下さいと言っているわけではありません。個人情報を「釣り上げる」という意味の“fishing”と「巧妙な」の“sophisticated”を合わせて、“phishing”と呼ばれるアメリカで生まれた新手の詐欺を指しています。
どのような手口かというと、金融機関などの大手企業を装って電子メールを発信し、その会社のホームページにそっくりなページにリンクさせて、カードの暗証番号などの個人情報を聞き出してお金を頂くというものだそうです。
既にアメリカではこれまでに約180万人がだまされて個人情報を入力し、2003年の被害額だけで1000億円を超えるという調査結果もあります。日本でも被害が増加する恐れがあるとして、今年6月には警察庁が、同7月には経済産業省が消費者に注意喚起していたのですが、とうとう11月に国内で初めて被害が発生しました。
基本的に金融機関がホームページ上で個人の暗証番号を聞くことはないと言うことなので、利用する人が注意していればこんな犯罪起こらないはずなのですが、これだけインターネットでの通販が普及して、クレジットカードで支払うケースが増えている今日この頃、今までよりももっと意識して注意する必要がありそうです。やっぱり「便利」なものを手にするためには、それ相応のリスクは覚悟しなければならないようです。(く)
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