烏ガ山から大山を望む(九月)
鳥取県西部地震以降、烏ガ山は 登山禁止となっています。 |
プロ野球1リーグ制に賛成
先日来、プロ野球の合併が新聞をかざり、国民的な話題となっています。ネットビジネスで成功した企業など、既存のオーナーとは違うタイプのオーナーが球団経営に名乗りをあげたり、選手達がストを決行するなどの事態になっています。
私など広報や広告に携わるものは、お客様満足を視点に考えます。例えば西武松坂対ジャイアンツ打線の対決や阪神対近鉄の関西対決もお目にかかりたいものではないでしょうか。 プロ野球は文化だ。という人もいますが、球場に高い頻度で足を運ぶ熱烈なファンがいる一方で、お茶の間で観戦を楽しんだり、新聞を見て楽しむファン等が多数かと思われ、私はプロ野球は国民的な娯楽と考えます。娯楽として楽しんでいる多数のファンを大切にして、興味をひく対戦などの機会を設けることで、球場の入場者が増えて、テレビの視聴率も高くなると思います。
「お客様に支持されない物は売れない。お客様が満足できないことは続かない。」という定石を踏まえ、まず1リーグになって、高いレベルの対決を見せていただきたいと思います。
さらにネットビジネスで成功した若いオーナーによる、新しい球団経営もファンの満足を高めることができるよう期待します。(や)
老舗旅館「若者再建グループ」
先日ある情報誌の取材で津和野を訪れました。当日はSLが運行される日で午後からは殿町界隈も大勢の観光客で賑わっていました。通りを歩いていると遠くの方からアカペラの歌声が聞こえて来ました。何だろうと思い近づいてみると、とある旅館の店先からでした。実は先月も津和野に取材に行っていました。それは、津和野でもっとも歴史がある旅館「吉野屋」が倒産した話を聞き、まちづくりを通じて老舗旅館を再興しようと立ち上がった島根県立大学で「島根ベンチャービジネス論」を受講する学生達を紹介するためです。あれから1ヶ月ついに彼らは、自分たちで企画した自分たちのプロジェクトを見事に形にしていました。
メンバーはリーダーの戸田さん(18歳)をはじめ県外出身者も多い。彼らは口々に「石見は自然が豊かで、いい人が多い」と語る、また戸田さんは不思議そうにつぶやく「すばらしい財を持っているのに、それに気がついていないんですよね」と。 県外から見た津和野、地元から見た津和野、両方のいいところを残してほしい。それが彼らの思いのようだ。若者たちの溢れんばかりの情熱を感じ、観光をはじめ地域作りのPRを生業としている私たちに大きな課題を投げかけられたようでした。
彼らを紹介した「いわみ夢づくりVOL12」は10月初旬に石見地域の道の駅などで入手出来ます。(み)
DVDレコーダーの普及について
近頃テレビで見る番組はニュースがほとんどになっています。というのは、ハードディスク付きDVDレコーダーを手に入れてからというもの、番組を時間通りに見ることがほとんど無くなったからです。
見たい番組をどんどんハードディスクに録りためて、帰宅後にCMを早送りしながら、時には倍速で見る習慣がついてしまい、放送中の番組を時間通りに見る機会がめっきり減ってしまったのです。オリンピックを機会にDVDレコーダーは相当売れたようなので、購入してこのようなテレビ生活を送っている方も増えているのではないでしょうか?
しかし、これは広告業界にとっては由々しき状況でもあります。オンタイムでどうしても見たい番組以外は、視聴率は下がって行くでしょう。また、テレビCMの認知も下がっていく可能性が危惧されます。今のところ、特にそういう状況が出てきてはいませんが。
広告業界に身を置く者として、これは気になることではありますが、もし実際にそんな状況が表面化してきた時のために、新しいスタイルのテレビ広報や媒体について考えてみるのも、楽しかったりします。
ちなみにビデオデッキが登場したときに、業界では同じように不安を持った方が多かったようですが、実際には大きなダメージを受けることはなかったようです。(う)
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