本文とは関係ありませんが、ヘクソカズラも夏の花です。
何とも気の毒な名前ですが、約1センチメートルの小さな花は可憐です。触ったりすると独特の臭いを発します。 |
夏の花
こんなにたくさんのさるすべり「百日紅」が近くにあったのもかと驚くほど住宅街や公園などに花を咲かせています。
真夏の炎天下、多くの赤い花をつける木はちょっと思い当たりません。もっとも、私が花を知らないせいかもしれませんが。
さるすべりは名前どおりに幹や枝はつるつるしており、猿も滑ってしまうというわかりやすい名前の由来は納得できます。
漢字の「百日紅」は百日間も花を咲かせる意味もあるそうですが、とても「さるすべり」とは読めません。
不昧公の墓で有名な月照寺(松江市)は紫陽花寺です。7月はたくさんの観光客が訪れるようですが、その北にある方眼寺には趣きのある茶室が建つ立派な裏庭があり、池の周りにおおきな百日紅の木があります。訪れる観光客はほとんど無い真夏にこの庭にたつと、百日紅ばかりが主張しているようで脇役の木々を忘れてしまいそうになります。
私の家のプランターに咲く朝顔とくらべると同じ花でもいろいろあるのもだと感心してしまいます。(や)
道の駅めぐり
近頃、1日で道の駅を8つも回る体験をしてみました。(島根県東部には10の道の駅がありますが皆さんは全てご存じでしょうか?)
それぞれの道の駅の個性を魅力的にPRするための取材の下見ということでお盆期間中に回ったのですが、途中で立ち寄ったJR出雲坂根駅の延命水を求める人の多さにはびっくりしました(老いも若きも、ライダーも)。より御利益があるような気がしてちょろちょろとしか流れ出ない駅構内の水道の方からペットボトルに頂き、延命を計った次第です。(たしかにひんやりとして、おいしいような気がしました。)
また、テレビのドラマで最近また注目された亀蒿の駅舎の蕎麦屋さんに行列が出来ていたのも意外なことでした。道の駅よりも寄り道の方が印象に残ってしまった下見だったのですが、先日改めて取材に伺ってスタッフの方からお話を伺うと、立ち寄って眺めているだけでは分からない情報を得ることや、スタッフの方の人柄にも触れることができ、それぞれの道の駅で地域の特色を生かして商品開発、創意工夫をしていることを改めて知るに到り、道の駅もいろいろ、「道の駅○○」でなく、「○○(道の駅)」の印象を強くしました。(ち)
“変漢”ミスコンテスト
パソコンで文章を入力しているとき、よくこういった場合に出会いませんか?
「げんりょうがこうか」→(変換)→「減量が効果」
「びはく」→(変換)→「美は苦」
「うてんけっこう」→(変換)→「雨天結構」
自分が考えていた漢字にきちんと変換してくれない「変換ミス」。
イライラの原因になる現象ですが、中には想像してもいない変換結果になって思わず笑ってしまうようなものが出てくることもあります。
そこで(財)日本漢字能力検定協会がインターネット上で「変漢ミスコンテスト」を開催しています。広く一般から募集した変換ミスの中から数例を選出して、その中から好きなものに投票してもらい、月間賞、年間賞を決めるというものです。
今年の7月から始まったこのコンテスト。1ヶ月間で約1600件の応募があり、その中から20例を選出して、現在投票受付を実施しています。
このコンテストは、IT化が進む社会で漢字を正しく使うことの難しさを、多くの人に再認識してもらうのが狙いということですが、最近手書きで漢字を使う機会が減った中で、楽しみながら漢字の意味を再度考え直してみるにはちょうどいいかもしれないですね。
もしおもしろい変換ミスに出会ったなら、是非申し込んでみてください。
けど「美は苦」なんて真理をついていると思いませんか?もしかしたらコンピュータの方が真実を理解していたりして…(く)
|