ミャクミャク
中之島にある大阪市庁舎正門に大きなキャラクターが設置される様子に私は立ち止まりました。来年に迫った大阪万博の「ミャクミャク」です。開催まで半年を切ったこともあって、駅のコンコースや
電車にはPRのノボリや広告を見かけましたので、ここ大阪では機運は次第に高まってきてるようです。
私の見立ては「ミャクミャク」は理解不能です。その正体をネットで探してみると『「ミャクミャク」の正体は不明、赤い部分は「細胞」で、分かれたり、増えたりする。青い部分は「清い水」で、流れる様に形を変える事が出来る。なりたい自分を探して、いろんな形に姿を変
えているようで、人間をまねた姿が、今の姿。』だそうです。このキャラクターのユルさは理解できても、五つもある目玉に違和感を感じます。人や動物の目は左右に二つと決まっていますが、三つ目以上にもなると焦点が定まりませんし、目とは思えません。いろんな形に姿を変えるのは妖怪でしょうし、私は可愛らしさは感じなく、キャラクターとしていかがなものかと首を傾げます。
大阪万博は“ カジノをつくる口実” とか“ 東京五輪での膨らみ過ぎた経費と不正な受注” などの声から、開催には悲観的ですが、ご当地大阪では開催に向けて着々とすすめられています。
54 年前に開催された大阪万博に私は10 日程通いました。断片的な記憶を拾ってみると、「人の多さに目が回った」、「電車の自動改札機に驚いた」、「持参した百円札は殆ど使われてなかった」などです。島根からはじめて訪れた万博は私にはタイムマシーンで別世界に降りたようでした。各パビリオンにワクワクし、見たこともない民族衣装に包んだ外国人にときめき、その姿の意味のわからないままにシンボル的な太陽の塔の中にも見学したのですが、岡本太郎氏が手掛けたなど知る由もなく、後に古代の埴輪にルーツを持つアートだということを知りました。ただ大勢の人の流れに沿って巡るなかで、活気に溢れ、輝いた博覧会と感じました。
現在の大阪の繁華街には巨大なスクリーンに迫力がある映像が映し出され、いくつもの立体的なオブジェクト(看板)があり、歩く人々は日本だけではなくヒジャブ姿など民族衣装も見られる程、多様な世界各国の人たちに溢れ、繁華街を歩くだけでもワクワクした気分になれます。また、ネット上にはAI を使った興味深いコンテンツが山のようにあり、手のひらから異次元な体験が出来るので、わざわざ万博に出掛けなくても楽しめると思います。
この万博のキャラクター「ミャクミャク」は半世紀以上前の「太陽の塔」と共通点があるように思います。先を見越し過ぎており、後世に高い評価を受けるかもしれないと思います。(や)
飲食の魅力
「腹・・・が減った・・・」
人気番組「孤独のグルメ」のいつものセリフで、私もつい観てしまう番組です。松重豊さんが井之頭五郎というキャラクターを演じて色々なお店でひたすらご飯を食べるというだけの内容ですが、何とも食欲をそそり、共感できる部分も数多くあるためかずっと見ていても飽きない何とも不思議な番組です。
ついつい焼肉の回などがあると自分でも同じものを食べたくなってしまします。ただ私の場合は、五郎さんの様に名店に対する鼻が利かないのでどこのお店に行って良いか迷ってしまいます。
そんな時は弊社発行のグルメ情報紙「ぐるない」が便利です。7月末に発行した「ぐるない松江版34号」では松江の居酒屋やナイトスポットの他、酒蔵や伝統工芸、観光情報を掲載しております。
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これから寒くなる季節にちょっと一杯などお目当てのお店がきっと見つかるかと思います(さ)
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