過去の政治家を恨みたい思い
九州旅行を楽しむため福岡空港で友人と合流した折のことです。私は出雲空港から向かい、名古屋近郊に住む友人は中部空港から登場しました。合流した際にチケット代は出雲便の約半額と聞いてがっかりしました。なんでも中部空港の当区間は日に何便もあり、競争によって価格が押さえられてると言ってました。 コロナが第5種に移行してからは国内旅行やインバウンド客は以前に戻りつつあり、東京や京都は人出が戻っています。さらに既存のゴールデンルートから地方に目を向ける傾向があるようです。岐阜県や青森県ではコロナ禍前を上回るインバウンド客が賑わう様子を流れるのを見て、年が明けても松江はインバウンド客はチラホラでコロナ前に及びません。なぜでしょうか。 山陰の5空港には国際線定期便の乗り入れ空港はありません。またインバウンド客は国際線乗り入れの空港から新幹線に乗り換えて地方に流れることが多いと報道されていました。東北新幹線をはじめ日本海側でも秋田や新潟、金沢などの都市は既に新幹線が開通しており、東京~金沢間は約2時間半で結ばれ、“世界に誇る新幹線”人気が一翼を担っています。一方、新幹線が通らない地域は忘れ去られているのではと肩を落とします。 高速道路整備は山陰でも進められており、来月は大田~仁摩が開通する山陰道ですが、全線開通には未だ先のことでしょう。そもそも中国地方の高速道路整備の順番にいかがなものかと感じます。山陽道は山陰に比べて人口規模で優るので先行しても、中国縦貫道が山陰道より先にできたのは不思議です。山間地を縫うように走る中国道は山陰側より人口も少なく、開通後は動物の飛び出し注意標識が見られるほど交通量が少ない道路が先でした。 経済成長期に大物政治家といわれる方々の力によって新幹線や道路計画に影響を与えたと言われる頃、国政を担う地元出身の政治家は山陰の交通インフラ整備をゴリゴリと押したでしょうか。県内には国政の要職に就いた政治家は何人もいらっしゃいますが、もっと力を入れて整備を優先してすすめていただいたなら、今とは違う展開になったと思います。 お陰で私たちは交通インフラに取り残され、移動に長い時間を要し、高額のチケットしか選べない地域になったことに過去の政治家を恨みたい思いになりました。(や)
最新の人材採用手法をご存知ですか?(大阪人材事業部より)
最新の人材業界ニュースとして、VR(仮想現実)技術を活用したリモート面接のトレンドが浮上しています。COVID-19(新型コロナウイルス)パンデミックの影響で、多くの企業がリモートワークに移行し、面接もオンラインで行われることが増えました。 その中で、VRを使用することで、従来のビデオ通話よりもリアルな面接体験を提供することができます。VRを活用することで、面接官と候補者は仮想空間で直接対話し、候補者の表情やジェスチャーをリアルタイムで観察することができます。 これにより、面接官は候補者のリアクションや挙動をより詳細に把握し、より客観的な評価を行うことができます。また、候補者も会社の雰囲気や職場環境を仮想空間で体験することができ、より良い意思決定が可能となります。 さらに、VRを活用することで、地理的な制約や移動の負担を軽減することができます。遠隔地にいる候補者や海外からの応募者とも、リアルな面接を行うことができるため、企業はより広範囲な人材プールから選択することができます。これにより、企業はより優秀な人材を発掘しやすくなります。 このトレンドの普及により、人材採用プロセスの効率性が向上し、時間とコストの削減にもつながります。さらに、候補者の体験も向上し、企業との良好な関係を築くことができます。今後、VRを活用したリモート面接はますます普及し、人材採用の主要な手法の1つとなることが予想されます。(け)
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