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2015年12月号

  

書体?絵文字

 ひどい事件です。国の査察で見せる偽の製造記録と、本物を混同しないように「偽をゴシック体、本物を明朝体にして見分け」約40年間も隠蔽工作をおこない、真偽の区別のため2つを使い分けたというのです。
 新聞の文字は本文を明朝体とし、見出しは太ゴシック体が一般的で、編集者が強調したい程、文字が大きくなり、太くなり、さらに白抜き文字にします。この手法は、文字が残されるようになった平安時代に遡ると、記録を取るための文は漢字で書かれ、私小説や恋文・歌等は美しい形の仮名文字と使い分けたようです。流れるような仮名は美しく、書き手のスキルであり、恋愛の決め手のひとつになることもあったそうです。
 広告では、文字を大きくし、太らせ、変形したりして、受け手がわかりやすいように工夫します。以前は文字ひとつに烏口や多種のペンや筆、時にはエアーブラシ等を使って表情をつくる作業でしたが、今ではパソコンが取って代わました。時代が変われど、書体自体にメッセージがあり、それを書き手が想いを込めて表現してきました。
 パソコンやネットの普及により、近年はPCモニタやケータイの液晶画面に合う文字もつくられ、表情豊かな多種多様な書体(フォント)が使われるようになりました。中でも1999年NTTドコモ「iモード」が発売されてからは、メールが普及し、利用者がつくる顔文字「(^_^)」「/^o^\」「T_T」等が登場し、書体の新ジャンルが到来しました。
 2001年国内でアイフォーンが発売された時に、日本式のメールを採用したため外国にも普及しました。顔文字が進化した絵文字は、2010年ユニコード(文字の国際基準)に登録され、SNSが拍車をかけ、今や日本発の絵文字が世界に広がっています。
 日本のユーキャンがおこなう、今年の世相を表す漢字一文字は「安」と決まりましたが、英国では、かの辞典で有名なオックスフォードがおこなう「今年の単語大賞」に、絵文字「嬉し泣きの表情」が選ばれました。米英で一番使われたということが理由で、絵文字が受賞したのは初めてということです。絵文字は海外でも「emoji」と呼ばれ、「寿司:sushi」と同じく世界共通語となりました。
 インバウンドで多数の外国人が訪れる昨今、老若男女誰にでもイメージが伝わらなければならないサイン・標識など、言葉の壁がない絵文字(書体)が施設や交通標識に使われるのではと夢が広がります。(や)

←「泣き笑いの表情」


フィンランド政府公式絵文字(左から、サウナ、 ケータイ、髪を振乱すロックファン)


とっとり山の日アドベンチャーラリー」終了

8月より始まった「とっとり山の日アドベンチャーラリー」も11月15日をもって終了しました。鳥取県内各地に置かれたQRコードを読み込む、いわゆるスタンプラリーのイベントでした。
 大山や氷ノ山の山頂にもチェックポイントを設置するために、イベント開始前の8月上旬の炎天下、山登り初心者であり運動不足でもある僕が設置のため「登山」しました。意識が軽く朦朧となりながら登ったのも、今となってはいい思い出です。
 イベントが終了ましたので、今度は撤去のための登山です。終了翌日16日に大山に登りました。ヒィヒィ言いながら足がしんどいのは同じですが、夏のように暑くないので気分的に楽に登ることができ、カメラでいろいろ撮影する余裕さえありました。
 この日はとてもいい天気で隠岐の島が登山道からも見えていました。山頂に到着して一休みしていると山岳ガイドの方が「石鎚山が見えてるよ」と教えてくださった先には、雲の上にポツンと遠くの方に山が見えていました。重たいのを我慢して持って行った望遠レンズに交換して撮影。本当に少しだけ、しかしはっきりと写っていました。雲はあったものの、石鎚山が見えるのは珍しいことだとのことで、頑張って登ったご褒美だったのかな?などと思いながらチェックポイントの撤去無事終了し、下山しました。(た)

大山山頂(弥山)より
弓ヶ浜半島を眺める


雲海の向こうに見える石鎚山


弊社社員が気がついた 「ちょっといい話」を連載しています

 今年の12月から来年1月まで鳥取県の東中西部で開催される、鳥取県内の障害のある方を対象に募集したアートの作品展「あいサポート・アートとっとり展」のお手伝いをしています。イベントに先立ち、障害のある方が取り組まれているアート活動を紹介する冊子づくりのため、取材やインタビュー等、初めての経験でとても緊張しました。どの施設の方たちもとても優しく、染物を体験させていただいたり、一緒に俳句を考えてみたり、ある日はご飯までごちそうになってしまったり…と温かく迎えてくださいました。「私たちの活動を知ってもらえる機会を得て本当に嬉しい。素敵な仕事をしているね。」とお言葉をいただきました。
 絵画や彫刻、俳句にポエムと、皆さんが真剣に取り組まれている姿を拝見し、とても貴重な体験ができて、私はこの冊子や、あいサポート・アートとっとり展を通じて、障害について理解が深められ、そして皆さんの想いが詰まったアート作品を一人でも多くの人たちにご覧いただけるよう、もっと頑張りたいと思います。
 本展の米子市美術館での展示期間はもう終わってしまいましたが、1月から中部はくらよしアートミュージアムで、東部はとりぎん文化会館と巡回展もありますので、県内外問わず素敵な作品を見に来ていただきたいです。(あ)

ぐるない松江21号
発行しました!


 

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