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2015年4月号

  

新しいタイプの商標出願がスタート

 お笑いビジネスの吉本興業が、「白い恋人」の石屋製菓と商標をめぐって話題になったことは覚えていらっしゃいますか。
 
呼び名(称呼)は「面白い恋人」、包装意匠も本物とそっくり品、パロディ性も受けたためか、たくさん売れたそうです。ところが、本家から「待った!」が掛かりました。石屋製菓が商標侵害のため「面白い恋人」に差し止めと損害賠償を求めたのでした。二年後の2013年和解した様子ですが、パッケージを変え、エリアを限定して販売されています。

 この4月から、称呼や意匠に加えて、音楽・色彩・動きなどが新たに商標登録できることになり、4月1日だけで大手企業(海外企業を含む)など、約500件が登録されました。

 その中には、トンボ鉛筆の青/白/黒の色(組合せ)の色彩や音楽ではサロンパスの久光製薬の「ひ・さ・み・つ♪」があります。大幸薬品の「セイロガン」はかつて、称呼として申請していましたが、同業者などのからの不服もあり、称呼としては登録されませんでしたが、今回ラッパのメロディーが登録されました。いづれもテレビCMなどでおなじみであったり、長年使用されてきたメーカーを象徴する意匠や音が登録されました。

商標は著作権と共に世界的な知的所有権であり、登録することで独占的に使用ができ、模造や類似は排除できます。この権利は現金や動産・不動産と同じで、企業の価値を高める財産となり、国を跨いで商品が行き交う現在、海外からの「悪意の出願者」などに対して企業を守ることにも繋がります。
 弊社でも商標登録は承っております。企業の称呼・意匠の登録と制作実績を重ねておりますのでご相談ください。(や)

↑登録された色彩。トンボ鉛筆(左)  音で登録された大幸薬品の 「正露丸」(右)
↑面白い恋人(上)石屋製菓の「白い恋人」 ↑「ひ・さ・み・つ♪」の登録

島根の酒造図鑑

この度、島根の酒づくり、蔵などを紹介する「島根の酒造図鑑」というパンフレット作成させていただきました。
 
全国津々浦々で酒造りはされていますが、なかでも島根は日本酒の発祥の地といわれており、石見神楽の演目「オロチ退治」では、スサノオノミコトがヤマタ
ノオロチを「八塩折の酒」で酔わして退治するのが有名です。島根に伝わる神話の中には、酒にまつわる話も多く、古くからの酒との繋がりを想像させます。
 
日本酒造りは繊細で大変な作業がいっぱいですが、近年ではやはり後継者不足、働き手がいないのが問題です。昔であれば厳冬の酒造りの時期、繁忙期を終えた農家さんや漁師さんが働き手として、そして杜氏として毎年活躍していたようです。今で言う短期アルバイトでしょうか。地域で伝統をまもる文化が根づいていたようです。なかには今でもそういった蔵もあるようですが、しかし厳しい寒さの中、日々酒と向きあい、本格的な作業に入ると寝ることもままならない酒造業。なかなか今の時代にあった仕事内容ではなさそうです。古き伝統を守る酒造りの取材で見えた背景でした。
 
このパンフレットには島根の酒の文化をはじめ、島根の酒に合う食材や購入できるお店、各蔵の紹介など盛り沢山です。弊社発行の「ぐるない」とあわせて持っていって、地酒の置いてある飲食店にて、日本酒について語りながら夜を楽しむのもありではないでしょうか?ぜひ一献。(さ)

 
        


弊社社員が気がついた 「ちょっといい話」を連載しています

 私事ではありますが、今月の末をもって1年ほど休職させていただくこととなりました。飲食業から、広告業に転職して約9年。企画、編集に興味があり広告業を選んだとはいえ、パソコン操作は初心者、デスクワークの実務経験の無い私が、よく今まで続けてこれたものだと今更ながら感じます。また、こうして続けてこれたのも会社や周りの人達の協力があったからこそだと思います。
 さて、鳥取県は平成22年より「子育て王国とっとり」として取り組んでいるのをご存知でしょうか。“豊かな自然や住民同士の強いきずなを生かし、子育てを地域全体で支えましょう”というのが、この取り組みの目指すところです。そしてこれを定着させようと平成26年2月には「子育て王国とっとり条例」が制定され、市町村、保護者、子育て支援団体、県民及び事業主が連携協力して、子育て支援等に取り組むための必要な事項が定められました。
 こうしたことが、県民に浸透していけばとても良いことだと思いますが、実際のところ私はあまり「子育て王国とっとり」の実感がありません。妊娠を機に離職を余儀なくされる人を度々耳にするからです。仕事内容や事業所の規模でどうしても継続雇用が難しい場合もあると思います。ですが、共働き率の高い鳥取県だからこそ、男女ともに労働環境が良いことが重要なのではないでしょうか。父親が育児休業を取ることを勧めるのも良いかもしれませんが、まずは母親の労働環境が整ってくれることを願います。
 約1年の休職となりますが、戻ってきた折には宜しくお願い致します。(ふ)


 

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