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2015年3月号

  

松江尾道線の開通

 「梅」に「鶯」、「桜」と「入学式」という取合わせがあります。
「酒」に「演歌」、「旅」と「温泉」等と、言葉によって世代や志向をも伺うことができます。今春は「旅」と「高速道路」が新たに加わりました。

 車が庶民の足として欠かせない山陰。普段着でハンドルを握り、近隣の市場やショッピングセンターへ買い物に行く感覚の延長線上に、山陽側への手軽な日帰り旅行の選択肢が広がりました。

 3月22日、中国横断道尾道松江線の全線が開通しました。嬉しいことに無料の高速道路となると旅心がつのり、開通前から尾道方面の名所やグルメ等をネットで調べ、まるで待ち焦がれた恋人を待つような想いです。
なんでも、事業着手から四半世紀。山陰と山陽間137kmが高速道路として2時間強の時間でつながります。しまなみ海道のサイクリングや尾道ラーメン、瀬戸内海の幸、尾道の散策、福山市鞆ノ浦の歴史散歩等、山陰では体験できない「旅」に心が弾みます。

 その昔、出雲地方のウナギが中国山地を越えて運ばれ、山陽や関西地方で人気を博したように、瀬戸の牡蠣や春のイイダコ、真鯛、レモンなどの柑橘系のフルーツ等が航路で上方に運ばれ、地域ブランドのグルメとして重宝され、人々は「瀬戸」の「・・・」と好みのグルメに舌鼓を打ったことでしょう。

 全国に目を向けると今春は、北陸新幹線の開通が一番人気といえます。東京・金沢間が2.5時間で結ばれました。マスコミは近くなった北陸を観光・ビジネス面等で連日のように紹介しており、
「旅」は「北陸」が今年のトレンドのようです。そんなテレビ番組を尻目に、「山陰新幹線が欲しいなあ~」「同じ日本海側なのに…」等と「陰」と「陽」、「北陸」と「山陰」のインフラ格差に悲観してしまいます。

 かつて、陰陽をつなぐ道路の開通がストロー現象を生み、山間部の人口減少が止められませんでした。尾道松江線はお互いの交流が促進されるよう願います。私もこの春は尾道や近くの因島、福山、三原、しまなみ海道等に出かけ、グルメをいただき、地元の方々とお話して、新しい取合せを発見したいと思います。(や)



▲山の斜面が水道まで迫る尾道市、遠くにしまなみ大橋を望む(写真左) ▲千光寺をはじめ山腹には古刹が並ぶ尾道(写真右)







山陰道(浜田・三隅道路)の開通式のお手伝い。

3月14日、山陰道浜田・三隅道路の一部開通にともない、久しぶりに開通式のお手伝いをさせて頂きました。式典の成功と無事を祈り、約1か月半をかけ、多くの人が関わり作り上げた30分の祝賀行事は、春の暖かな夕陽を浴びながら笑顔で終わることができました。何年か前に開通式をした時とはいろいろな変化があるのですが、それぞれの立場の人にそれぞれの思いがあって、というようなことが少しは分かるようになっただろうかと思います。

 パレードは地元保育園や小学校、中学校からも多くの参加があり、また浜田らしく水産関係のトラックを大漁旗で飾ったり、人の手をつないで山陰道全線開通へのムードを盛り上げる「つなげよう山陰道プロジェクト」など、若々しい勢いや喜びを表す演出がなされました。こういった演出面への提案なども含めて、次は視野を広げて、落ちついて行いたいものです。
なにしろ浜田の小学四年生ときたら大臣や知事、市長と並んだってへっちゃら、落ちついて堂々と祝賀のテープカットをこなしていたのですから。(ち)



▲小旗と笑顔で見送る園児達(写真左) ▲大漁旗を掲げたトラックもパレードに参加(写真右)








弊社社員が気がついた 「ちょっといい話」を連載しています

 スカイマークが経営難により、今年の8月で米子空港から完全撤退すると発表がありました。スカイマークが就航した当初、これで米子からお手頃な運賃で「那覇」や「札幌」に行けると喜びましたが、結局一度も利用することもなく、わずか2年も経たないうちに米子を去ることになりました。とても残念です。

 その一方で先日、3月1日「鳥取空港」が“鳥取砂丘コナン空港”の愛称でリニューアルオープンしました。記念式典には、関係者やファンら約500人以上集まったということですので、結構な集客だったことが伺われます。

 リニューアルされた鳥取空港の搭乗口や荷物受取所には、コナンのオブジェやキャラクターなど装飾され、ロビーの床には縦18メートル、横8メートルのトリックアートが施されたそうです。空港(飛行機)の利用客でないと、搭乗口などについては見られないとのことですが、ロビー床のトリックアートは誰でも見ることが出来ますので、新しくなった鳥取砂丘コナン空港へ遊びに出かけてみてはいかがでしょう。

 最近の地方空港は、空港利用客以外にも地元の人を集客しようと、道の駅の様な産直市のお店を出す等で変化していると聞きます。今回のコナンをメインにしたリニューアルだけでなく、地元の人々をはじめ、誰もが気軽に寄れても楽しめる空港へと変化してくれたらと思います。(ふ)


 

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