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2009年1月号

  
松江にある観光サインは日本語の他に英語・ハングル、中国語で標記されています。

山陰の経済発展のために国際交流を
 平成21年は大晦日から降り続いた雪により、銀世界の景色からのスタートとなりました。経済の見通しは「100年に1度の不況がやってくる」「未曽有の経済危機」などと言われ年始から穏やかではありません。私共が暮らす山陰地方は大国様のふるさとですから縁起の悪い神様を追い払っていただきたい心境です。
 昨年からの急激な円高とお隣韓国のウォン安からお正月休みを利用して韓国を訪れる日本人観光客が急増したということです。一方、政府観光局のレポートによると韓国から訪れる観光客数は為替の影響か昨年7月以降減少しているとのことです。
 「人口減少による経済の低迷を解決するには、交流を増すことが不可欠だ」と私は思います。一時的な為替の影響に左右されることのないアジア近隣諸国と深い交流基盤をつくっていくことが未来の経済発展を約束できるのだろうと考えます。
 松江にある観光地や旅館などでは韓国の方々をはじめ多くの外国人観光客の姿を見かけるようになりました。観光地の案内看板やパンフレットも日本語の他に英語・ハングルなどの外国語標記がされ、松江市をはじめ関係先が国際化に向けて受入体制を整えていることは大切なことだと思います。
 近隣諸国の方々が日本で行ってみたいところのベスト3は「温泉・城・庭園」と聞きます。食については「寿司・居酒屋」等が人気があるそうです。これらは全て山陰にあり、そのポテンシャルを活かせば、国内でもたいへん魅力的な地域となります。
 未来の山陰の経済に向けて官は管轄を超えて観光をはじめとした交流の指針となるガバナンスを民間とともにつくりあげ、私達にわかるように伝えていただきたい。そして私達がそれにむけて歩んでゆける地方でありたいと願います。(や)


「お茶の間」のテレビ
 世界同時不況のまっただ中、テレビ業界も非常に厳しい時代を迎えているようです。スポンサー離れによる減収、それによる番組制作費の削減などにより、テレビ局、また番組制作を支える制作会社の置かれている状況が厳しくなっています。それは実際にテレビを見ていても、高額なギャラが必要なタレントの降板や過去のVTRを編集した番組の増加などから感じることができます。深読みかもしれませんが、ギャラが低いお笑い芸人や自局のアナウンサーをメインに据えた番組が増えているような気もします。
 テレビ局も新たな収益を上げるべく取り組んでいます。映画事業への積極的な参入、インターネットやDVDによる番組コンテンツの再配信、通信販売事業などがその一例で、これらを拡大しながらバランスをとっているのが現状のようです。これは不況の影響もありますが、インターネットや携帯電話の普及によるライフスタイルの変化が大きな要因だと思います。テレビよりもそれらに向き合う時間が増え、広告もテレビよりインターネットに流れています。
 かつてはテレビが家庭の中心、「お茶の間」にあり、話題も流行もテレビから始まっていたのが、今は個人個人それぞれの趣味嗜好に合わせてくれるメディアがインターネットや携帯サイトなのでしょう。なんとなく家族揃ってテレビを見ていた団欒の時間の減少が今の行きすぎた個人主義の蔓延と重なっているような気もします。(う)

↑冬の大山弥山山頂小屋から日本海


弊社社員が気がついた 「ちょっといい話」を連載しています
 年末から松江では雪が降り、ぐっと寒さが増して本格的な冬という感じになってきました。寒くなると必然的に家から出ることが少なくなり、こたつでテレビや新聞を眺める時間が長くなります。昨年までは気にも留めず眺めていましたが、広告を作る側に回った今年は少し意識して広告を見るようになりました。
 そんな中、広告の効果を実感した出来事がありました。某衣料品メーカーの広告を見て年末に買いに行ったのですが、午前中であったにも関わらずお店は超満員。お目当ての品を探して店内をうろつくも、なかなか見つからないなあと思っていると、私の隣で中年の女性がチラシを握りしめて店員さんに「これないの?」と聞いていました。まさしく私のお目当ての品だったので、こっそり耳を傾けてみると「すみません、もう売切れてしまって・・・」とのこと。開店一時間で売り切れたことにも驚きですが、そうやってチラシを見て握りしめてくる人がいるということに、改めて広告の力を感じました。
 たくさんある広告の中で、より多くの人の目に留まるようなもの、広告主の方々が効果を実感できるものを今年も作っていきたいと思います。どうぞ本年もよろしくお願いいたします。(の)


店頭から「動画」「明るいサイン」「音声」で集客アップ トップ・ビジョン
 集客ツールは多々ありますが、店舗の前を歩く方々に来店のきっかけをつくる最もベーシックな販促ツールがトップ・ビジョンです。店の看板はいろいろあるけれど、こだわっていただきたい店の顔を「視覚」「聴覚」に訴える新鮮味あるツールです。
 只今デモ機を用意して実感していただくキャンペーンをおこなっています。

 

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