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2008年2月号

  
京羅木山と竹細工
▲京羅木山山頂
 積雪残る東出雲町京羅木山へ上ってきました。
戦国時代毛利軍がここを拠点にして尼子の月山富田城を攻めた山ですが、私は竹・杉林、クヌギ等の雑木林が残る自然に囲まれた里山をトレッキングコースとして上り、気分をリフレッシュしています。
 積雪のせいか、一歩一歩足が沈むので、汗がでてきました。登山道から見える景色も木々は雪の帽子をかぶり、枝はその重さで垂れいつもと違っていました。
下山後麓にある施設に寄りました。そこでは京羅木山に自生する竹を使って玉入れ競争用の竹篭や竹とんぼをつくっておられました。私ははじめてお会いした方にずうずうしくも自分の箸と青竹コップをつくっていただくお願いをしました。
 ニコニコと笑顔が素敵な初老の方はカンナ、ヤスリ等沢山の道具に囲まれた真ん中の座布団に座って、正面にある使い込んだ作業台にむかわれました。箸づくりは、予め寝かし乾燥した竹をナタでポンと裂き、節目が合うように2回程ノコギリを入れ長さを揃えます。それを小型のバナーで熱をあてて歪みを正します。それからカンナの背をトントンと叩いて刃先を調整し、箸の両隅をシュシュと削ります。左右のバランスを合わせたり手に箸を取って持ってみたりします。仕上げにヤスリをかけて微妙な感覚を確かめて出来上がりです。
▲竹コップに地酒、シラウオと竹箸

 慣れた手さばき、道具を思い通りに操る姿に「粋」を感じ、私は長い間眠っていた感覚が目覚めて来るのに気づきました。
ずいぶん昔に凧づくりや竹飛行機を手づくりをした時、微妙な加減で上手く飛んだり飛ばなかったりする楽しさを思い出しました。
 その晩、青竹コップに地酒を注ぎ、宍道湖のシラウオを手づくりの箸でいただく贅沢なひとときを満喫しました。地元の材料と作っていただいた方に感謝し、いつまでも残してゆきたいものだと思います。(や)


用瀬第二トンネル貫通
▲用瀬第二トンネル貫通式
 去る2月14日、鳥取自動車道(智頭〜鳥取間)の7本のトンネルのうち、7本目となる「用瀬第二トンネル」が貫通。その式典の様子を取材させていただきました。
平成15年から工事が始まったこの「用瀬第二トンネル」は、長さが2,827mもあり、7本のトンネルのうち最も長いそうです。当日は坑内の会場まで車を走らせながら、その長さを体験することができましたが、ゆっくり走るトンネルの中は実際よりも非常に長く感じてしまいました。
 「貫通式」で最後の発破が行われたあとの挨拶で、このトンネルが無事故・無災害により貫通したと聴き、これだけの大きな工事を何の事故もなく進めてこられた安全管理技術と意識の高さに驚くとともに、嬉しい気持ちになりました。式はその後、通り初めに続いて鏡開き記念撮影などが行われ、皆で貫通を祝いました。
 そんな式典の中、貫通直後のトンネルの向こう側の景色を眺めながら、「全線開通によって鳥取がより活性化し、全国に名を広めるような県になればいいな」と、2009年度の鳥取自動車道の完成に思いをはせてしまいました。(は)


弊社社員が気がついた 「ちょっといい話」を連載しています。
 5年前に初めて山陰の冬を体験した時の私は、元々雪の少ない地域から来たためか、ただ雪が積もるのが珍しくてざくざくと新雪を楽しげに踏み回していました。とは言っても2年目からはもう馴れたのか、靴に冷水が染み込むことに少しうんざりしてもいましたけど・・・。 ここ数年、山陰でも雪が降り積もる頻度と量が減ってきたように感じるのは温暖化の影響なのでしょうか。雪不足はスキー場のある町や雪に関するイベントを行う町では死活問題にもなりえます。そんな時、私のような一個人にはいったい何ができるだろう、きっとそんな地域の力になれること(小さなことかもしれません)があるのでは、と雪で白くなった松江城や、大山の冠雪を観る度に思うのです。(山田)
<写真:雪で白くなった松江城>


ぐるない出雲版2号作成中
もうすぐ「ぐるない出雲版」は第2号を発行します。昨年は地元の方々や行政・団体等の方々に支えられ好評をいただきました。一層出雲の町に根ざすよう営業や編集にスタッフ一同情熱を注いでいます。ご期待ください。

  

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