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●WebPlan News

2007年8月号

  
↑夏の島根半島 ある海水浴場
「もう」諸な山陰の夏
 新しい気象用語として今年から1日の最高気温が35℃以上の日を猛(もう)暑日と呼ぶようになりました。7月時点では、今年の夏は冷夏もしくは平年並みと気象台は予想していましたが、どうも外れたようです。新しい気象用語がつくられた年にこの日が頻発した関連性はないでしょうが、今までの真夏日という言葉以上に酷暑気分を良く表しており、暑さを通り越して「暑くて仕方ない」「熱中症」「冷房がフル稼働するため電力不足」等報道されるイメージを連想してしまい、早速猛(もう)暑日とこの言葉の持つイメージが定着したのではないでしょうか。
 山陰両県でも、お盆の期間中猛(もう)暑日が続き、14日に米子市で観測された38.6度は当日の全国最高気温を記録し、1994年8月1日に観測された38.9℃に次ぐ2番目に高い気温だったそうです。
 猛(もう)暑のため儲(もう)かったのは海水浴場かと思いましたが「暑すぎて人出は少ない」という声が聞かれる一方で、クール素材を使用した冷感衣服関連業界は儲(もう)かったようです。もう堪らないのは車の燃料費。ガソリン費の高騰の上、冷房の多用による燃費低下から、この夏のガソリン費は猛(もう)烈に懐が痛み「もう勘弁して欲しい」と言いたい気持ちです。救いといえば、特産の二十世紀梨等果物は猛(もう)暑のお陰で玉太りも良く、高い糖度が期待できるそうです。美味しい秋の味覚をいただけると思うと私の舌は、今からもう楽しみです。 「もう」という言葉はなんだか、あわただしさを感じさせます。(や)


↑’07年出雲神話まつり
夏の島根半島にある海水浴場
先日出雲市が開催している「出雲神話まつり」に出かけました。国土交通省の広報を行う事が目的でしたが、地域イベントについて考える良い機会でもありました。一昨年まで、出雲市駅周辺で行われていた「いずもおろち祭り」が、昨年から会場を「浜山公園」に移して、2回目の開催でした。
 あまり拘りたくはありませんが、ここ数年夏が来るたびに少し気になることがあります。地域に昔から受け継がれてきた「日本の祭り」はどこに向かおうとしているのか(どこに行ったのか)。つまり、地域の夏祭りを「よさこい踊り」が席巻しているのではないかと危惧しています。所謂「よさこい踊り」の歴史は案外新しく今年で54年目だそうです。それが今では、全国の夏祭りに無くてはならないパフォーマンスとなっています。高知はすごいと思います。批判をしているのではありませんが、それ以外の地域はどうだろうかと、無責任な立場ですが思ってしまいます。元々祭りとは、その地域固有の個性が、民謡やその踊りに表現され、何百年と受け継がれてきた文化だと思います。だからこそ、その祭りに郷愁を覚え、誇りにしたいふる里がそれぞれの心の中にあるのではないでしょうか。
 私も地域づくりのために、多少の汗をかかせていただいているつもりでいますが、地域の個性を活かし、次世代の方々が積極的に参加でき、長く受け継がれていく、地域の夏祭りをはじめ、ふる里の誇りを育む地域づくり活動に、出来ることから参加させていただきたいと考えています。(み)


↑私都川(きさいちがわ)
弊社社員が気がついた 「ちょっといい話」を連載しています。
 鳥取県東部八頭郡の山間を流れる私都川(きさいちがわ)が自宅の近くを流れています。
 先日、自宅からそれほど離れていない川の浅瀬で、釣りびと3人が、鮎釣り特有の長い竿を立てながら友釣りを楽しんでいました。以前は普通に見られたこの鮎釣りを楽しむ光景も、ここ何年か見かけなくなっていたので、懐かしさと同時に嬉しさを覚えました。というのも、上流のもっと水のきれいなところにしか鮎が住めなくなったのではないかと思っていたからです。今年はこの鮎釣りのほか、同じ場所でホタルの姿も見れました。
 全国のいたるところでホタルや鮎が見られる川が減っている中、身近にこんな素晴らしい自然があるのは恵まれたことなのだと改めて感じるとともに、もっと身近な恵みを再発見し、地元の良さを発信していくことがこれからは必要だなと思いました。(は)

 

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