秋の大山夕景は大山が紅く染まることがあります |
おかげさまで10年目を迎えます
広告業界も例外なく既存のスタイルが変わり新しい時代に突入しています。中央では大手が再編を進める中、地方も今までのように全部の企業が一緒に成長できない時代です。
そんな中、お客様から教えられ、育てていただき、お客様に支えられて今月28日に10年目を迎えることができます。本当にありがとうございました。
昨今はＩＴ化の影響から既成の仕組みが多様化したり、エリアを越えて商品や情報が飛交い、数多くのプロモーションが進出したりしてお客様の要求も一層ハードルが高くなってきています。
私どもはこれからも生活者の行動を見つめ、プロモーションの仕事を深めてゆきます。お客様にストレートに伝わる方法、商品が認められる方法、継続して満足感をご提供できる等をプロモーションの柱においてゆきますので今後ともよろしくお願い申し上げます。
ところで、今回の総選挙。改革をすることを安定性のある側が一貫して主張したため自民党が支持されたと考えています。（大雑把な表現ですが）
弊社も安心できるプロモーション戦略と一貫した主張ができるよう日々努力を重ねて、10年後もお客様に支持される企業を目指します。（や）
地域の魅力再発見
先日、広報誌（国土交通省 松江国道事務所発行）の制作で、仁摩・温泉津方面の取材に行ってきました。このエリアは石見銀山の世界遺産登録が現実になり、大変関心の高まっている地域であることは皆さまもご存じかと思います。事実、連休中ではありましたが、大森の界隈は島根ナンバーの車はもちろんのこと、県外車の数が、以前訪れた時と比べても、随分と増えていると感じました。
今回の取材は、地域固有の歴史、文化遺産を活かした、地域づくりのための支援としての広報活動の一環として、周辺地域の魅力の再発見、再認識を目的としました。取材は地域づくり活動に取り組んでおられる地元の皆さまに同行させていただきました。大田市を出発し、西に進み、美しい日本海と起伏に富んだ海岸線に沿って走り、仁摩に入って最初の集落は「宅野」という港町です。この町を見渡せる県道沿いに立ち、眺めていると少し何か違う印象を受けました。石州瓦の産地が近く、いわゆる赤瓦が主流のエリアですが、宅野は町中が黒瓦です。この町は江戸時代に石見銀山の銀の積出港であった、鞆の浦にも近く、周辺の陸路が整備され、奥出雲で生産された、たたら製鉄の積出港になり、石見銀山の銀の採掘に使われる鉄器をつくる鍛冶産業が発達し、たいへん栄えました。また、この町では独自に瓦が焼かれ、宅野の町は特徴ある黒瓦になったようです。この町の旧家の佇まいや、街並みには、今でも往時の繁栄の面影を感じ取ることができ、私にとってもう一度訪ねてみたい、魅力ある場所となりました。
地域の魅力再発見というフレーズはよく使われますが、その背景を知ることで、もっと興味が沸いてくることをあらためて認識させられた取材になりました。
地域づくりに情熱を注ぐ方々にエールを送ると共に、私も、地域固有の歴史遺産にもっと関心を寄せて、学んでいきたいと思います。（み）
自然災害対策車 |
「感じる」イベントを目指します
９月９日（金）１０日（土）に広島で開催された「国土建設フェア」に行きました。このイベントは、国土交通省
中国地方整備局が中心となり、中国地方の社会資本整備の現状や必要性、効果や最新の建設技術などを紹介するもので、今年で１８回目を迎えるものです。
ここ数年、このイベントに足を運んでいるのですが、今年特に注目したのは、近年の大雨や地震などの災害の多発を受けて、防災関連の展示が増えていたことです。中でも、体験型の展示は興味をひきました。「自然災害体験車」は、迫力ある３Ｄ映像で土石流の恐ろしさを紹介しながら、映像に合わせて座席が動き、遊園地のアミューズメントマシンを彷彿とさせるものでした。また「降雨体験車」では、大型の扇風機による風と上から降り注ぐ雨を受けながら、台風の恐ろしさを実感できました。
これらの体験車両は、いずれも国土交通省の関東にある事務所からお借りしたものとのこと。インパクトのある体験で、防災に対して考える機会を与えてくれと思いました。
きたる11月3日（木・祝）、4日（金）には、浜田市 島根県立体育館にて、「土木の日フェアしまね建設技術展」が開催されます。弊社はこのイベントの企画をお手伝いさせていただいていますが、来場される方々に、是非何かを感じていただけるイベントになるよう頑張りたいと思っています。（う）
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