無印良品さまの家のパンフレット表紙から
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ブランド
昨今、普及品は価格競争やサービス合戦が販売に大きく左右する時代。家(住宅)も低価格化とオリジナル性から2極化がすすんでいます。
先日、有楽町の無印良品の店舗に立ち寄る機会がありました。入り口を入って直ぐに、家の展示場があり、2450万円で売っていたのでした。靴下を買いに行った先で、家を見学するとは予想もしていませんでした。無印良品は、もともとはブランドに対向して「良いものを安く」というテーマのもと衣類や家具、化粧品等身のまわり品をノーブランドで販売していました。それがお客様に受け入れられいつの間にか無印良品というブランドになりました。家の販売は異業種への事業参画かと思いましたが、家のパンフレットをいただき持ち帰り家作りのコンセプトを見て、日用品の延長に、家づくりがあったのだと納得しました。
余談ですが、某キー放送局でも、沢山の関係者の方々の努力と視聴者やスポンサーに支えられてブランドが築かれてきました。そのブランドに向かってネット関連企業の旗手が影響力を持ちたいとチャレンジする時代です。ブランドは育ててゆくものと思っていた人達は、彼の行動を理解できなかったかもしれません。(や)
フリーペーパー
2006年のドイツへ向けて、サッカーのアジア最終予選が始まりました。先日は日本の初戦、北朝鮮戦が行われ、中継したテレビ朝日の瞬間最高視聴率は57.7%を記録し、大いに話題になりました。これはワールドカップの予選であることに加えて、相手が北朝鮮であったことが影響しているのでしょう。試合当日まで、スポーツ番組だけでなく、一般のニュースや昼のワイドショーでも大々的に報じられ、サッカーファンならずとも興味が高まる一戦だったことがうかがえます。
試合内容はご存じのとおり、楽勝という見方もあった中、最後まで息がつけない好勝負となりました。これによって、北朝鮮も日本に対して自信を持ったのではないでしょうか。次の北朝鮮に乗り込んでのアウェイの試合では、本気で勝ちに来ると思われます。試合内容はもちろんですが、いったい視聴率がどのくらいになるのか、そちらも興味深いところです。因みに試合が行われるのは6月8日の予定です。しかし、そもそも北朝鮮からの生中継が行われるでしょうか?(う)
インターネット広告が第4の広告媒体に
先日電通が発表した「2004年日本の広告費」によると、国内のインターネット広告の市場規模が1814億円となり、ラジオを初めて追い抜いて、テレビ、新聞、雑誌に次ぐ第4の広告媒体になったとのことです。
昨今のブロードバンド(高速大容量)通信の普及を背景に、大企業から中小企業まで幅広くインターネット広告の利用が広がっています。
消費者の間でインターネットや携帯電話の利用時間が増えていることや、テレビや新聞などのマス広告に比べると、広告費の費用対効果が把握しやすい等の事情があることから、大手企業ではマス媒体と連携させた広告キャンペーンや、携帯電話向けの販促キャンペーンの形で、中小企業でも検索キーワードに応じた広告を表示する「検索連動型広告」が原動力となって、前年比50%以上広告料が増える形になっています。
日本では、強制的に広告を見せる手法などへの消費者からの反発が他の国に比べて強くないだけに、日本のネット広告市場の伸びは当面続きそうで、今年も約30%増の2300億円程度まで拡大すると予測されています。
インターネットが生活に欠かせないツールとなってきている状況を見ると、ネット広告をどう取り込むかが、今後の広告展開の中で重要課題になり始めてきているようです。(く)
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