今年もよろしくお願いします。
　日本の自動車販売台数は2001年度は、222万台と前年比で11万台減少をし低迷しています。その中でトヨタ自動車は、３期連続で増収増益を達成し、特に連結経常利益１兆円を超えました。積極的な新商品の投入や強力な販売網により４年連続で国内の販売シェア40％台（42.2％）を推移しているそうです。
　強さの秘密は書物で紹介されていますので省略させていただきます。私がお正月に読んだ雑誌の対談で、トヨタ自動車の役員の方が言われていたお話に感心しました。その方は、秋空に飛ぶトンボを見ながら「トンボはあんなに大群で飛んでもお互いにぶつかるようなことは無い。私たちもあんなふうに絶対に事故を起こさない自動車が作れないものかと毎日、本気で考えている。」とおっしゃっていました。
「さすがトヨタだなあ〜」と思うとともに、現状に満足することなく、原点に立った見方ができることに感心しました。
　本当にお客様のお役に立てるよう私もいつも原点から見つめて行きたいと思います。（や）

出雲阿国「歌舞伎発祥400年」
　新年第１号のウェブプランニュースは少し趣を変えて、島根県内の今年注目の、周年記念の話題をご案内したいと思います。
　世界に誇る日本の伝統芸能“歌舞伎”は慶長８年（1603年）出雲大社の巫女と称する「出雲阿国」が、京都四条河原町で興行したことに始まると言われています。「歌舞伎（傾く）かぶくとは、新奇で異様、一際目立つということであり、新しいものを積極的に取り入れることです。時代の先端をきって進む「出雲阿国」は「傾き者（かぶきもの）としてその名を不動にしていきました。それから400年後の今年、島根県では「出雲阿国」に因んだたくさんのイベントが計画されているとのことです。
　「阿国」のベンチャー精神とセンスは現代のビジネスの世界でも、きっと開花したのではないでしょうか。弊社も「出雲阿国」の精神にあやかり「勇気ある行動」で新たなビジネスに挑戦し、新鮮な情報をご提供できればと考えております。　（み）

紅白歌合戦より
　皆さんは昨年の大晦日の夜、どのチャンネルをつけていたでしょうか。私の場合、大晦日といえば紅白歌合戦ですし、その裏のボブ・サップも気になるし・・・というわけで、チャンネルを回しながら見ていました。紅白の目玉といえば、中島みゆきの出場でした。昨年のＮＨＫの人気番組「プロジェクトＸ」の主題歌という縁もあって出演されたのでしょうが、ともかくテレビ出演は非常に珍しいもので、見ておこうと思いました。おそらくそのような方は多かったのでしょう。瞬間視聴率が５２．８％を記録し、ＣＤも発売１４０週目にしてオリコン１位を獲得したとか。本人も言っていましたが、紅白の影響力というのは凄いものですね。また、この１位獲得によって、７０年代、８０年代、９０年代、そして２０００年代とすべての年代で１位を獲得したことになるそうです。流れの早いこの時代に、派手さはないですが、コンスタントに活動し、佳曲を発表してきているのは、実に凄いことだと思います。そういった姿勢は見習うべきところがあるかも。
　ところで黒部ダムからの中継は、カメラ１台だけで行っていたようです。意図的なのか技術的な問題なのか分かりませんが、それがかえって緊張感を生んでいて、ついつい見入ってしまいました。（う）