ウェブプラン
弊社の信条 ■取扱品目 ■お取引きのプロセス ■WebPlanNews ■会社概要 ■お問い合わせ ■リンク ■トップ

 

●WebPlan News

過去 News index >>


Webplan News  2017年6月号

  

温泉マーク

 2020東京五輪に備えてなのか、外国人にも伝わるピクトグラムの改正がすすめられています。温泉を表すお馴染みのマークは湯船に人が浸かるデザインに変更されましたが、各界の反発などから既存のマークとの併用が可となりました。
役所によると外国人には「ラーメン」「温かい料理を出す施設」などに誤解されるからとのことでしたが、当マーク発祥の地とされる磯辺温泉(群馬県)をはじめ、大分県の別府や湯布院温泉などから既存のマーク存続の声を受け、先日軌道修正されました。
 温泉マークの国際基準的なものは私が調べた限りでは見当たりません。アジア諸国では日本の温泉マークが一般的で、温泉の習慣がある西欧はプールのマークを使っているそうです。
 温泉マークを理解できない人たちの多くは、日本の温泉文化をよく分かってない方々ではないでしょうか?家に湯船がある国も限られるし、西欧の温泉は水着を着て男女一緒に浸かるSPAです。中国(都市部)では、殆どの家には湯船が無くシャワーのようです。近年、日本式の大江戸温泉風の施設が登場して人気を博しているのは日本の“娯楽場”として受け入れられたからだと思います。
 温泉の歴史を辿ってみると、江戸時代は病の治癒のため通行手形を貰い、長期間滞在する“湯治場”でした。温泉場にはひとつの湯元(湯船)があり、滞在者たちが順番で入浴していましたので、入浴のマナーは大切です。時代が変わり温泉が“湯治場”から“娯楽場”に変わったのは、交通の発達による明治時代からです。保養や娯楽を目的に短期間滞在する人たちが増えたことが定説です。その頃から旅館が内湯を設けるようになり、入浴の混雑は緩和されてゆったりと寛ぎ、浴衣姿で外で楽しめる温泉街が活況となります。館内大浴場での入浴マナーも変わらず守られていました。日帰りや家族温泉旅行が増えた現在でも入浴マナーは受け継がれており、インバウンドにより温泉にやってくる外国人にも、「掛け湯」「タオルを湯船に浸けない」などの日本式マナーを習っていただいています。外国人からは、その入浴が「クールジャパン」と評価されています。
 日本固有の温泉文化が受け継がれているのに、外国人を気にしてマークだけが、変更されようとしています。ここは伝統文化を発信する意味でも既存マークにこだわりたいと思います。(や)    

↑お馴染みのマーク ↑混浴のような新マーク
私の秘湯
ラジウム含有量が日本一(?)と伝わる放泉閣(大田市)

商品を絞った方がいい?

 安いが売りの大衆居酒屋に少々飽きてきている私ですが、最近とても気になっているお店があります。
 東京のマグロマートというお店です。あまりインパクトのない名前ですがその名の通りマグロ料理専門店で、提供している料理には衝撃を受けました。1匹分の巨大骨付き中落ちや、赤身から大トロまで味わえる分厚いステーキのような刺身など。とにかくメニュー全てが気になります。しかもリーズナブル。で、マグロの料理しかありません。本来であれば様々な素材・料理で集客しますが、この店は商品を絞って話題を集め、それが好きなお客さんも絞っています。都会では最近こういったある素材だけを扱う専門店的な居酒屋が目立ってきているように思います。分かりやすい特長があり、島根でも流行る気がします。ただ、こういうお店は人口が多いからこそできるかもしれません。島根でとなると仕入れや回転率などを考えると難しいかなと…。でも逆に島根には様々な美味しい物があるので、こちらの素材のブランド力をもっと高め、都会で島根の〇〇専門店というお店をつくるのはアリだなと、マグロマートを検索しながら地方のあり方に思いをめぐらせています。(さ)

マグロマート(食べログ) https://tabelog.com/tokyo/A1319/A131902/13138599/

ぐるない松江24号を発行致しました!!

今月は休載致します。

前号へ
上へ
次号へ

copyright(c)2005 webplan All rights reserved.
株式会社ウェブプラン