ウェブプラン
弊社の信条 ■取扱品目 ■お取引きのプロセス ■WebPlanNews ■会社概要 ■お問い合わせ ■リンク ■トップ

 

●WebPlan News

過去 News index >>


Webplan News  2017年7月号

  

宗像さんと日本海海戦

  「皇国ノ興廃コノ一戦ニアリ、各員一層奮励努力セヨ。」穏やかな紺碧の玄界灘を望み、思わず「日露戦争の日本海海戦第一報告と信号」の一文が浮かびました。待ち構える日本海軍が,無敵のバルチック艦隊を発見して大本営に打電した一節で「日本が勝って栄えるか、負けて廃れてしまうかはこの戦いにかかっている。全員今以上に頑張って努力せよ」東郷提督の高ぶる想いを参謀の秋山真之(坂の上の雲の主人公)がつくったとされる名文です。宗像大社にお参りをし、フェリー乗り場から「中津宮」がある大島を望んだ時に、思い出しました。
 宗像さんは、本殿の「辺津宮」と玄界灘を隔てて約5k北の大島に鎮座する「中津宮」、さらに約50k北の沖ノ島「沖津宮」に祀られる三女神が一体となって成立します。フェリーの待合室に置いてある観光パンフレットに、この沖が日本海海戦の舞台であり、それを記念して大島の「沖津宮遥拝所」近くに慰霊碑や砲台跡があることを知りました。
 宗像大社には、世界遺産登録される前の6月に参拝したのですが、本殿から境内の護国神社など各社を巡り、神宝館に寄りました。ここには沖ノ島(沖津宮)にあったお宝が多数展示して在ります。卑弥呼の時代からの銅鏡などの捧げ物(祭祀品)、馬具、古代ペルシャのガラス等々の国宝を見てもよく分からない私ですが、古事記や日本書紀より以前の朝鮮半島・大陸・中東との交流の痕跡が残ってるのだなぁと感心しました。館内は訪れる人も少なくゆっくりと観覧できました。
 この7月「宗像・沖ノ島と関連遺産群」(三女神一体として)の世界遺産登録が決定され、事前勧告から一転、8資産全てが認められることになり、地元は喜び、観光客が増えるなど活力になると期待されています。
 宗像さんに脚光が浴び、古代の交流や卑弥呼の研究が深まって新しい歴史の事実が解き明かされることが楽しみです。また中世の元寇の防塁跡、朝鮮交易の拠点である対馬、近世の長崎の交易など大陸・西欧との交流の証がある地域として、外交の日本史が俯瞰できる地域だなぁと思いました。(や)

本殿の「辺津宮」 「中津宮」の大島を望む  
宗像三女神の位置

日本酒のイベント

 以前広島に住んでいたことがあり、ふと「広島西条酒祭り」を思い出しました。
「酒祭り」※は、毎年10 月第2 土・日曜の2 日間にわたって東広島市西条町の西条中央公園と西条酒蔵通りを中心にして行われ
ます。沿道沿いの酒造会社による酒蔵見学や、お酒の試飲・販売はもちろん、美酒鍋・うどんなどが振る舞われ、酒蔵コンサートも
行われるなど各酒造会社の個性あるイベントが行われる賑やかな祭りです。私は日本酒があまり得意ではないのですが、この「酒祭り」は毎年楽しみにしておりました。約二千円程で一日中楽しめました。
 先日、島根の酒蔵の方とお会いできる機会があり、「近頃は、日本酒を飲まれる若い人が少なくなってきている…。どうしたら改善
できるのだろうか?」などとお話されていました。
 地元島根でも日本酒の飲み比べなどは開催されていますが、広島の「酒祭り」のように日本酒に興味が少ない方も楽しめるようにすれば、興味を持たれる方が増えていくのではないかと思います。今年の「酒祭り」も勉強も兼ねて参加するつもりです。 (ひろ)
※西条町は明治の頃より日本酒の製造が盛んな町で、伏見( 京都市) や灘( 神戸市) とともに日本三大産地と言われています。この祭りには、毎年老若男女約20万人以上の集客があります。

ぐるない米子版14号発行します

今月は休載致します。

前号へ
上へ
次号へ

copyright(c)2005 webplan All rights reserved.
株式会社ウェブプラン