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●WebPlan News

2004年7月号

  

山紫陽花 7月、大山川床から大休峠へ向かう登山道では多く見られます。

ブランド力が企業会計にあらわれる(?)
 ブランドは生活者が認識する商品若しくは企業の感度であり、その名前を聞いただけで固有のイメージをつくり、他社商品(企業)と差別化し、価格や販売面で優位にたちます。
 企業は商品ブランドを高めることによって収益性を確保したり、新商品でも一定の販売量が見込める付加価値を創出します。
 ブランド力には、企業の力を感じるのですが、財務諸表には載らないと思っていました。勿論商標権等の著作権は資産になりますが、ブランド力に価格をつけることは困難な面があります。
 しかし現在では、企業のM&A等商品(企業)ブランドの価値が買収価格を決める大きな要因になっています。
 企業は、イメージアップ活動の中で意識してブランド力を高め、守っています。ファッション業界では、商品ブランドの権利をタイミングをはかって売ってしまう例もあるそうです。
 先日鞄d通様の「ブランドマネジメント」の講演を聞きましたところブランド力を企業の資産として価値評価を算定することができるそうです。
 商品の企画や宣伝が企業価値に大きく貢献する時代です。ブランド力が中小企業でも資産として数値で評価される時が来ることを楽しみにしています。(や)

テレビの情報番組について
 私はテレビ番組で紹介される情報を結構鵜呑みにする方です。テレビ番組でこの食品は「健康に良い」と紹介されると次の日からスーパーの棚が売り切れ続出になるという話がありました。小売店ではそういったテレビ番組をチェックして仕入にも配慮すると言うことですので、テレビ番組(あるいはキャスター)"恐るべし"という感じです。改めてインパクトの高い媒体だと認識させられます。
 しかし、そのような情報が受け取る側の解釈の仕方で、正確でない情報に変化してしまう可能性も否定できません。先日の新聞記事で「にがりダイエット効果の根拠なし」という見出には少し興味をひかれました。独立行政法人国立健康・栄養研究所が調査を行い、にがりの取りすぎはビタミン、ミネラルの吸収を妨げるとのことで、ブームになっているダイエット食品が健康に悪影響を及ぼす恐れがあると言っています。
 テレビや雑誌で有名人が紹介している食品も摂取方法を間違えると有害な食品になってしまう事があるのですから、情報の提供方法には細心の注意が必要なのだと、広告を扱う仕事をしているものとして改めて認識させられました。ちょっとした生活関連情報でも、情報というものは時として自分に都合の良いように解釈されるものであり、逆に不都合なものは、本当は有益なのに、そうで無いように受け止められてしまう事もあるのだと、今更ながら思い知らされた感じでした。(み)

話題のCMへの反応
 先日、島根県広告協会主催の「夏期広告大学」に参加しました。4名の講師の方々が、それぞれに講演されたのですが、当日の仕事の関係もあり、残念ながらそのうちのお一人の講演しか参加できませんでした。
 その講演の中で、最近話題になったCMがいくつか上映されましたが、その中にサントリーの「燃焼系アミノ式」のCMもありました。皆さんご存知のCMだと思いますが、改めて見てもやはりインパクトがあります。特撮全盛の時代に、人間技だけであの映像と、軽快で覚えやすいCMソングは印象に残るものです。昨年のCM関連の各賞でも表彰を受けました。ですが、海外のCM関連の賞に出展しても、評価はあまりよくないとか。どうやら、あのCMを見て、商品の特性が伝わらないということのようです。「脂肪燃焼に役立つアミノ酸を配合したドリンク」という商品特性は、あのCMを見た私たちにはインパクトを伴って伝わってくるのですが、海外の批評家の方々には、そもそも「ドリンクが脂肪の燃焼を助ける」ということがピンとこないそうです。これは、文化の違い、国民性の違いによるものではないかということです。
 ちなみに昨年のカンヌでの広告賞では、コンピューターグラフィックを使用し、スケールの大きなプレイステーション2のCMが大賞に選ばれています。それと対極にある、シンプルで親しみやすいこの「燃焼系アミノ式」のCMは、気づかないうちに私たちの心の奥にある「日本人独特の何か」に響いていたのかもしれません。(う)

 

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