楽天好きですか
いきなりですが、皆さん楽天好きですか? 楽天は言うまでもなく我が国を代表するIT企業です。プロ野球の楽天イーグルスやAmazonと並ぶECサイト楽天を運営するほか、銀行、カード、証券、保険など多くの関連企業グループです。 先日発表された昨年度のグループ全体売上は通期で約1兆9000億円、前年同期比15%増と成長しつづけています。私は当ECサイトで買い物をする他にカードなどのサービスを利用しているユーザーとして、敢えて辛口なコメントを申し上げます。 創業(1997年)当初は社名の名称から「脳天気だなぁ~」「ヘンな名前を付けたなぁ~」と思ったことを覚えており、世界に通用する名称に改名をして欲しいものです。 意外ですが、昨年度決算(12月)は4期連続の赤字が続き、その額は約3700億円にものぼるそうです。野球やサッカーのほか、銀行・証券・カード・トラベル事業の殆どの事業は黒字だった半面、ケータイ事業が大きなお荷物となっています。ケータイ業界は大手三社で約85%のシェアを占め、その中に楽天が切り込みを狙って“格安プラン”や“〇〇放題”を掲げて、多量の広告費も投入していますが、未だ契約者数は約2%と伸びないうえに、通信インフラに多額の投資が重荷になり、グループ全体で赤字だったようです。 私はなるべく地元企業で買い物をするように心がけています。非力ながら地元経済がまわるように一役を担いたいからです。それでもついつい便利なAmazonを利用していました。サイトはレイアウトが統一されて見易いことが一番の理由です。広告表示はまとめられていますし、レビューも数が多いし、その内容の信用性も参考になるかなと思ったからです。ところが数年前にAmazonは国内に殆ど税金を支払っていないと知ってから「けしからん」と思い、日本企業であり、ECサイト第2位の楽天に乗り換えました。楽天はポイント還元は嬉しいですが、Amazonに慣れていた私は、広告が多いうえ、目的商品になかなかたどり着かないし、ポイント加算が面倒など、使いにくさが難点でした。 そこにトップである三木谷氏の加盟店への送料負担押しつけや、日本郵政との資本提携は霞が関とトクベツの関係があるのではと疑問に思い、おまけに昨年来より良からぬ女性関係の噂や素行がネットから聞かれ、私の頭に疑問符が重なりました。 ケータイ事業は長期的な視線にたった経営とも言えますが、本業への投資を惜しむことなくおこなって、黒船Amazonに負けないサイトの充実やサービスを育てて欲しいと願ってます。(や)
物価高
日脚が少しづつ伸びてくる頃となりました。三寒四温の季節ですので、まだまだ冷え込む日もありますので、お客様におかれましてもくれぐれもご自愛ください。 さて、昨今物価高が盛んに叫ばれておりますが、広告業界も他人事ではないようです。印刷用紙が2月から価格が引き上げられました。今回で昨年の秋以降、3回目の値上げとなり、供給元大手の製紙会社などでは合計45~55%と大幅な値上げとなっています。原油高やウクライナ戦争によるエネルギー価格の高騰、円安が主な原因で価格に転嫁せざるを得ないようですが、大変耳の痛い話です。 そういった状況からコスト減の為にペーパーレス化を推進する企業も多いかと思います。実際にコロナ禍以降テレワークの推進などもあり、印刷用紙の需要は減少傾向にあるようです。しかし、周囲を見渡してみるとコーヒーショップやファストフード店のストローが、脱プラスチックで紙ストローになっていたり、容器が紙になるなど、同じ紙でも新たな需要が発生している例もあり、製紙会社も新たなビジネスへ転換していくのかもしれません。 広告においては、紙ベースの折込チラシやポスティングの方が直接手に取ることができるためか、売り上げに直結しやすく、特に小売りや飲食といった業態ではまだまだ折込チラシの販促力があると思います。 業務料金などできるかぎり対応させていただきますので、折込チラシなどの制作の際は、ぜひ弊社にご相談ください。(た)
|