倖田來未コンサート
倖田來未のコンサートに行きました。のんびりと過ごす日曜日の夕方ですが、見たい好奇心と友人からの誘いで出かけました。私はJポップや歌謡界に全く無知で、有名人の名や顔はもちろん、歌もほとんど知りません。倖田來未も同様で、友人には予め「開演中に寝たらゴメン。イビキが聞こえたら起して」と宣告しておきました。好きなコンサートや宝塚歌劇、京をどり観賞などでは眠気は起きませんので、関心度が正直に居眠りに反映されるようです。
開演前、島根県民会館大ホールは老若男女10代から70歳代でほぼ満員となりました。約8割は女性で、20・30歳代が目立ちます。ファッションや髪(色)型、アクセサリーなどが倖田來未風な人、また三角の蛍光(ペン)ライトを持っている人たちは熱心なファンだとわかりました。中には「幸田組」のTシャツを着た人もいます。「〇〇組」と聞くと任侠の男組織を連想してしまいますが、星組・宙組などの宝塚歌劇や、女流俳人の夏井いつきさんがつくる「いつき組」と重ねることができたので納得しました。
開演のブザーの後、早速スタンディングコールがはじまりました。前列席だけではなく2階席の私の周りも立って揺れています。ビートの効いた音響と沢山のスクリーンとパンチの効いた映像が目まぐるしく動き、來未さんとダンサーが飛び跳ね、ムーンウォークなどを躍る姿を見て思わず「マイケルジャクソンのBATだ!」と声に出してしまいました。友人は「マドンナかジャネットジャクソンだよ」とひとこと的確なアドバイスを送ってきました。來未さんの衣装はドレスかと思えばコミックアイドルのコスプレ、またストッキングとガーターベルトの妖艶な姿へと目まぐるしく入れ替わり、激しく踊り歌う姿をみていると、なんだか彼女のエネルギーを貰ったようです。
CDの売上が伸び悩む昨今、歌手やプロダクションはコンサートを収益の柱にしていることは少々知っていましたが、そのために沢山のモニターやプログラムされた映像、2階建てエレベーター付きのステージや宙ずりの仕掛けなどの舞台、多くのダンサーや衣装など裏方さんのスタッフ費用と、相当お金が掛かるようです。アンコールの途中、來未さんが約40分話されました。コンサートに掛ける思いや、家庭のことや、若くない自分は激しい踊りのために体に鞭を打ってることなどを観客とキャッチボールする語りは関西弁です。ファンは庶民的な一面も聞くことが出来て、嬉しいのでしょう。「来年もまた、コンサートに来てや!」という來未さんの気持ちが伝わりました。
居眠りすることも無く、知らなかったエンタメビジネスを見たことに感謝し、タレントさんも宝塚や京をどりと同じで“お馴染さん”や“旦那さん”的な熱いファンに支えられおり、相当投資できるファンを掴まないとこのビジネスは成り立たないのだなあと感じました。(や)
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鬼ユリ毛無山(広島県)
写真と本文は関係ありません。 |
毛無山山頂 |
Googleインドアビュー
弊社はインドアビューを始めました。
インドアビューとはその名の通りネット上で「室内の様子を見渡せる」機能のことです。例えばGoogleで「○○クリニック」と店名を入力して検索するとその情報がヒットします。その店舗情報の中にインドアビューが組み込んであったなら、検索された方々に店内の様子を見てもらえるようになります。行ったことのないお店でもネット上で店内に入ったかのような疑似体験ができるのです。
例えば飲食店がインドアビューを導入されるとお店イチオシの空間をアピールでき、内装の雰囲気などもお客様目線で見てもらえ、「おしゃれな店がいいとか、掘りごたつがいい」など、様々なお客様のニーズに正確に情報を提供することができるようになります。
Pまた幼稚園・専門学校・介護施設などがインドアビューを導入されれば、直接見学に来られない人にも、施設内を視覚で案内でき、アピールすることが可能になります。 インドアビューは、多くの方々のお店や施設選びの活用ツールになると思います。
そして将来的には、例えば就職活動やバイトを探すときにも社屋内の情報を得るためにインドアビューを見る時代が来るのではないかと思っております。(ひ)
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360°画像でご覧いただける室内 |
今月は休載致します。
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