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2016年9月号

  

山陰発の飲食店

 この季節の食の代表は秋刀魚です。「秋刀魚さんま苦いかしょっぱいか…」と唱えつつ、コゲ目の付いた焼きたてを前に、パリパリの皮を背から開く途中、フライングして背の身を一口いただく初秋刀魚は、少しでも早く口に入れたい、昔から続くこの時季の味です。
 「一生に一度は食べたい」料理店といわれる、「未在(みざい)」。年初に放送(プロフェショナル仕事の流儀(NHK))されてから、是非訪れてみたい気持ちはおさまりません。オーナーの石原さんは島根県仁多郡出身、大阪高麗橋吉兆本店に15歳で入門し、その後京都に移り、僅か27歳で京都の一流料亭吉兆嵐山本店の料理長を勤めた伝説の料理人です。平成16年より独立、丸山公園近くにお店を構えられ、あのミシュランガイドの三つ星を7年で6回獲得する評判のお店です。「予約を取るのに半年以上待たなければならないお店」と伝わる人気店です。
 地元では、県外のチェーン店が席巻する勢いで進出が続いています。コンビニやスーパー、理髪店、ファーストフード店、スポーツショップ等全国統一の看板が掲げられる一方で、長年続いた地元店の廃業が続くのは残念です。ところが県外のチェーン店からシェアを守り、県外に出店する元気ある業界が飲食店業界です。
 松江の老舗料亭の皆美館は東京・大阪へ、RCグループは山陰の他に東京や海外にも出店されています。米子の老舗蔵元稲田本店は現在飲食店を米子店と東京には数店舗展開され、安来市に本部を置く炉端かばは山陰に14店舗、関東には12店舗(H28年9月現在)など首都東京に力を注がれています。東京に出向いた折りに、地元店を見つけると親しみを感じ、取引先と一緒に暖簾を潜ることもあります。
 県外に出店するウリは「山陰」です。日本海の海産品、大山地鶏や玉子、ハム等の加工品、また地酒やそば等の伝統料理をウリにし、店内スタッフは広瀬絣など伝統衣装をユニフォームにするお店も見られます。「知らない山陰をこの店で体験する」的な店づくりは県外の方々に人気を博しているようです。
 「未在」の石原氏は仁多米や奥出雲和牛など県産の食材を使われています。また県外に進出した飲食店は、山陰の海産品を直送や活魚として運ぶなど、食材の魅力と調理の技術等でお店を築かれています。
 日本を代表する名店が同郷であること、また地元のお店が県外に構え繁盛する光景は嬉しく、胸を張りたい気分にもなります。(敬称略)(や) 

↑矢筈ヶ山から大山北壁 ↑矢筈ヶ山から小矢筈


本文とは関係はありません


ぐるない米子版13号発行!

 「ぐるない米子版13号」を発行しました。掲載店の皆様、本紙をご利用いただいている皆様ありがとうございます。さて新入社員の私は初めて体験する「ぐるない米子版」ということもあり、2005年の創刊号から13号までの「ぐるない米子版」に目を通しました。そこから変遷と進化を見て取ることが出来ました。
 まず目に留まるのが写真の画質の向上です。創刊号と最新号の13号を比べると全く料理等の写りが違います。創刊号は全体的に色味が少なく暗い印象なのに対して、13号は素材が鮮明で美しくなっています。本紙をご覧になる方々に、よりおいしくご案内出来るようになりました。
 「ぐるない米子版6号」では、ウェブ版ぐるないが登場します。お客様にもっと手軽に、もっと広く見ていただきたいとの思いで始まりましたウェブ版には始発・終電の時刻をはじめ、タクシー、代行など、飲食をされる皆様のお役に立てる情報も載せています。
 そして最新号の「ぐるない」では、掘りごたつや喫煙・禁煙のアイコンを付けるなど、一層見やすく役立つ情報をと、工夫しました。前任者のコツコツとした努力が13号まで続いている理由のひとつかなと思います。
「ぐるない米子版13号」をぜひ手にとってご覧ください。ご要望があればお申し付けください。宜しくお願いします。(ひろ)

弊社社員が気がついた 「ちょっといい話」を連載しています

 広告宣伝はしなくても、人気店のひとつ京都「ふたば」の豆餅。小さい頃、電車や車に乗り、お買物のお供でよく通った出町桝形の商店街。その入口近くに「ふたば」があります。帰りにお団子や○△餅、6月には水無月など美味しくいただきました。年末には毎年、小餅に大小の鏡餅、お豆さんやヨモギ、粟の入ったのやら、たくさんの木箱が届きお正月を実感したものです。身近なフツーのお店は、今ではすっかり有名となり「ふたばの豆餅」は全国からのお客様で連日列をなしています。
 京都本といわれる観光雑誌やネットで炎上したのか、口コミなのでしょうか、昔から引き継がれる、材料や調理法を守り通すという成功例のひとつではないでしょうか。(こ)

「ふたば」

 

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