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2010年3月号

  

冷たい国?

 トヨタ自動車創業家の孫にあたる豊田彰男社長が米国議会に呼び出され、米国人ばかりの中で事情を聞かれ質問される様は、まるで敵陣の中で尋問されるかのようでしたが、先月25日の米国議会の公聴会を乗りきったことにエールを贈ります。
 永らく世界一の販売台数を誇ったGM社は昨年トヨタに席を譲りました。また米国の虎の子産業だった自動車が日本車に席巻される様子を見てきた米国民には日本でははかりしれない感情があると思いますので、豊田社長の心中を察します。まるで強風の中、痩せ尾根を一人で渡ったように思いました。公聴会の結果によってはトヨタの将来だけではなく、多数のジャパンブランドが大きく傷ついたことでしょう。そのようなことになれば日本の雇用や景気への影響は甚大なものになり、日本の国力や国民のプライド喪失に繋がりかねない重要な尾根渡りだったと思います。
 以前米国は対日貿易赤字策として高官と企業のトップが日本に乗り込み、貿易の不均衡是正を働きかけました。また米国・韓国をはじめ国のトップが経済人を連れて他国にセールスするケースを思い出しましたが、今回はそのクレーム版といえます。
 この件を日本政府はどのように受けとったでしょうか。日本の立場や状況を米国高官に説明し事態の収拾をはかったり、広報やロビー活動を通じてトヨタを援護したでしょうか。
 トヨタは日本を代表する企業で、世界に誇るジャパンブランド企業です。一昨年は約1兆円を納税し、関係会社を含め国内でも約20万人以上もの雇用を生んでいます。
公聴会の土俵にあがったのはトヨタだけで日本政府関係者は見かけませんでした。日本型企業の特長である護送船団方式や一部の業界では産官一体となって海外にはたらきかけてきたのに、トップ企業が危機に立たされた今回は援護は無かったようでした。
 かって江戸時代は藩が地元の産業振興をおこない、明治時代は殖産企業を国が産み育ててきました。また官民一体となった産業振興や対策は日本の良き特長でした。過去の経緯からみると今回の対応は「冷たい国になったなあ」と思えます。(や)

  
 
▲4月の大山(弥山山頂より剣ヶ峰方面痩せ尾根が続く)


地域のプロスポーツチーム

 18年目のJリーグが開幕しました。ワールドカップも迫り、今シーズンはヨーロッパでのプレー経験がある選手がJリーグに復帰するなど注目する点は多いシーズンとなりそうです。しかしJリーグ創設時の異様なほどの盛り上がりから18年経ち、なんだか落ち着いた感じでの開幕です。地上波で放映された開幕戦の視聴率も3〜5%程度と、やや寂しい感じです。それとは逆に、各スタジアムの観客動員数の平均は高い数字をあげています。チームによってバラつきはありますが、試合を見に行って地域のチームを応援する楽しさはしっかり根付いてきているようです。
 山陰では鳥取のガイナーレがJリーグを目指し、島根では秋からバスケットボールBJリーグにスサノオマジックが参加するなど、両県でプロスポーツが身近になりつつあります。かつて私が広島に居た頃には、カープ、サンフレッチェといった地元に応援するチームがあることを実にうらやましく思っていました。応援に行くのはもちろん、初対面同士でも共通の話題として一気に距離が縮まることなど、地域にプロスポーツチームがあることは普段の生活にも楽しさを加えてくれます。しかし応援するチームが存続し、そして強くなっていくための運営には経費がかかり、スポンサー料、入場料、グッズ販売などを通じた収入確保が必要です。大口スポンサーが少ない地方では、個人の有料クラブ会員や運営ボランティアの確保など多様な策が必要となるでしょう。そのためにも山陰で「俺の、私の地元のチーム」という思いを多くの人が感じて、活気と経済とが共に上昇気流になれることを期待しています。そのためにはまず試合に足を運ぶことが何よりだと思います。(う)




弊社社員が気がついた 「ちょっといい話」を連載しています

 弊社は『鳥の目、蟻の目』のように原稿を校正するように心がけています。
 『鳥の目』のようには高いところから見渡し、時流に沿っているか、ポイントが明確に訴求できているかなどを見て方針に間違いないか校正します。
 『蟻の目』のようには印刷物など文章や文字の間違い、価格表示があれば単位の間違いが無いか、差別的な表現が無いかなど辞書やネットも利用して校正をおこない細部を校正します。また制作スタッフはお医者さんが聴診器を持って診察するように、虫眼鏡(ルーペ)を片手に色ズレが無いかなどをチェックします。
 何度校正をしても自信を持って「大丈夫です」と言えないときもあります。(こ)



ぐるない出雲版4号発行しました

 小社発行ぐるめ情報誌「ぐるない(ぐるめ&ないと)出雲版4号」は地元の方々がオススメする28のお店と企業様のご協力により先月末に発行しました。お客様がお店で受けられる特典(クーポン)が今までの本紙の提示のほか、ケータイ画面のご提示でも可能になりました。
 イベントや団体様などご要望がありましたら無料で配布いたしますのでご連絡ください。


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