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●WebPlan News

2005年1月号

  

カワセミの棲むお堀
(皇居のお堀にカワセミが棲むとは知りませんでした)

24時間全チャンネル録画可能な機器と広告業界の危機
 どうも最近は、パソコンとテレビをつなぐだけで全チャンネル24時間録画可能な機器があるようです。
パソコンからテレビやDVDに接続して再生するのですが、デジタル技術は頭出し機能やCMをカットすることもできます。
生放送だとCMを見てしまいますが、再生機能からCMカットや早送りを使えばCMを見なくても視聴できます。
スポンサーは視聴者がCMを見てくれなければ、広告費をテレビに使わなくなりますし、テレビ局は広告収入が減ってしまいます。
  昨年有名になったライブドアの堀江社長は、インターネット回線がスピードアップすればパソコンでテレビを見るようになる。そうなれば、視聴率は100%。その上、CMを見る必要も無いと言っています。
 どうやら、インターネットの進化は、広告関係者にとって、一長一短があり、危機を覚える方々も沢山いるようです。(や)

アド・ミュージアム東京(ADMT)
 7年ぶりに東京に行く機会がありましたが、一番変わったと思ったことはかつてあれほど沢山あった街中の銀行の看板が種類、数とも少なくなっていたことでした。広告は時代と共に変わるということで、後学のために汐留の電通ビルB1フロアにあるアド・ミュージアム東京(ADMT)(広告資料館)に行ってきました。
中にはまず、江戸・文化時代(1800年代初期)の看板、江戸・天保時代(1830年代)の絵広告入り錦絵や草双紙などが展示されており、大きく拡大された役者絵は、商品の広告が江戸時代にまで遡る事を示しています。 次の展示室には、20世紀初期の大判ポスターが展示してあり、「歯磨スモカ」のポスターや銀座のデパートのポスター、浮世絵とはタイプの違う着物姿の美女が描かれた大判の木版画などがあります。向かいの壁面には、20世紀を10年ごとに区切って各年代のヒット商品、パッケージなど集められた小物が、わずかのスペースに沢山展示してあります。ここはかなり興味深く、かつて自分も手にした商品で、保存しておけばよかったと思うようなものもいくつかありました。また竹久夢二の展示品もあり、この作家が生活のために本のカバーや広告のイラストを描いていたことが分かりました。 最後の展示室では、4台の端末で1950年代から1990年代までのラジオとテレビのCM作品を視聴できるようになっていてかなり人気のコーナーでした。
 この辺りに来て、30分ほど時間をつぶしたい時には、入場無料のアド・ミュージアムはぴったりの場所ではないでしょうか。(ち)

フリーペーパー
 巷にフリーペーパーなるものが氾濫している。先日東京の街を歩いていて、いたるところに置かれるフリーペーパーの多さに感心してしまいました。また、その驚きは数や種類の多さだけでなく、質の高さに於いて尚更です。この媒体は無料です。無料で手に入れることが出来るこの媒体は、年間およそ2億部の発行部数があるそうです。雑誌はターゲットをセグメントした媒体として広告戦略上大変重要な役割を果たしてきました。最近のフリーペーパーを手にしてみると、雑誌に比べ、より詳細にターゲットがセグメンテーションされていることを感じ取ることができます。
 昨年リクルート(ご存じのホットペッパーの発行元)から「R25」という"団塊ジュニア男性"向けフリーペーパーが発行されました。このターゲットセグメントと編集内容の"自由"な印象は充分読み応えがあり正直すごいなと思いました。無料でどんどん種類と発行部数を増やしているフリーペーパーと雑誌(有料)がどのように共存していくのだろうかと考えてしまいます。ただ言えることはフリーペーパーは広告媒体であることに間違い無いと言うことです。(み)

 

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